スペインのモータースポーツ統括団体のトップに立つ人物が、今週末のブラジルGPで3回目のF1ワールドタイトルを狙うフェルナンド・アロンソに対し、チームが公平な扱いをしないかもしれないとのウワサを真に受ける必要はないと明言した。

　スペインモータースポーツ連盟（RFEA）の会長カルロス・グラシアは、マクラーレンのチームボス、ロン・デニスとの会談を通じて、アロンソとポイントリーダーのルイス・ハミルトンがインテルラゴスでタイトルを狙うチャンスを公平に与えられると確信したと述べた。
「私はハミルトンとアロンソが完全に同じ扱いを受けるだろうとの確信を得た」とグラシアはロイター通信の取材に対して語った。
「マクラーレンは長年にわたってそのプロフェッショナリズムを世間に示してきたし、ロン・デニスについても同様だ」
「今日、私はロン・デニスの求めに応じて彼と会い、今シーズンの展開について話し合った。この会談を通じて、私は彼とチームを改めて信頼するに至った」

　また、ガルシアはマクラーレンのゲストとしてブラジルのレースを訪れることも明らかにした。
「私がインテルラゴスへ行くのはロン・デニスに招待されたからであり、それ以外の理由はない。彼は完璧なプロフェッショナリズムを発揮して、ペドロ・デ・ラ・ロサに通訳を務めさせるというオファーをしてくれた。そうすれば、私が何らかの疑問や疑いを抱いたときには、すぐにその問題を解決できるからだ」

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