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ウイリアムズ、コンコルド協定にサイン

2005年12月8日

 ウイリアムズF1が、コンコルド協定にサインしたことを明らかにした。これでコンコルド協定に加わったのは5チームとなり、F1の‘権力闘争’は、バーニー・エクレストンとFIAに有利な方向へ傾いた。

 ここ数日ウワサされていたように、ウイリアムズはF1商業権の保有者であるFOMとFIAとの間のコンコルド協定の延長に署名したことを明らかにし、メーカー連合が対抗シリーズの立ち上げを提案している2008年以降も、現行のフォーミュラワンに参加する姿勢を示した。
 2005年シーズンの終了時点でエンジンパートナーのBMWと決別して以来、ウイリアムズはどちらの陣営に加わるのか、その態度を明確にしていなかった。だが、FOMが参加チームへの収入の分配方法を改善することに同意したのを受けて、ウイリアムズも延長されたコンコルド協定への加入を決めたようだ。これに加えて同チームは、F1の長期的な繁栄を可能にするFIAとの‘重要な約束ごと’の交渉において、大きな前進があったとも述べている。
 今後、ウイリアムズはFIAおよびFOMと協力しながら、F1の将来に関するさまざまな問題を外部の力に頼ることなく処理し、チーム、スポンサー、ファンにとって長期的に最良の結果が得られるように努力することを目指すという。


「自動車メーカーとチームの関係は、フォーミュラワンの経済と運営に関するいくつもの大規模な変更を生じさせる触媒となってきた」と、チームボスのフランク・ウイリアムズはコメントした。「しかし、いまやどの立場から見ても、このスポーツから有害な不確定性を取り除き、2008年以降のフォーミュラワンへの参加を明言すべき時が来たと思う。私たちのこの判断が、F1コミュニティの他のチームの加入を後押しし、協定の細部の詰めを共に解決していけるようになることを期待している」
「私たちには、このスポーツにとって有害な分裂を避ける義務がある。私たちがFOMおよびFIAから得た約束は、このスポーツの発展のためにすべての人々が団結するための公平な基盤を提供していると信じる」
 ウイリアムズが、フェラーリ、ミッドランド、そしてレッドブルが所有する2チームに合流する形でコンコルド協定の署名者リストに加わったことにより、提案されている2つの‘F1シリーズ’の勢力分布はちょうど5チームずつになった。ルノー、トヨタ、ホンダ、マクラーレン・メルセデス、BMW‐ザウバーは、今のところメーカー側のグループであるGPMAに加担している。しかし、日本の2つのメーカーはエクレストン側との妥協を望んでいると考えられ、ルノーも新CEOのカルロス・ゴーンがF1ファンではないことから、長期的な参加の継続は保証されていない。そうした状況から考えると、メーカー連合とエクレストンとの対立は、協調という形で幕を下ろす可能性が高くなってきたようだ。




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