元BAR代表のデイビッド・リチャーズはマックス・モズレーが務めているFIAの会長職を引き受けるつもりはないと語った。リチャーズはモズレーの後任となるのではないか、とウワサされていた。
　リチャーズがロイター通信に対して語ったところによると、FIAの会長職は「モータースポーツの中で最もやりたくない仕事」のひとつであり、まったく興味はないということだ。
「あれはモータースポーツの中で最もやりたくない仕事のひとつだよ」とリチャーズはイギリスGPで記者たちに対して語った。
「誰かが引き受けたがるとは思えないね。あの役職でマックスがしてきたことについては、非常な敬意を抱いているよ。私なら絶対にやりたくない仕事だ。あの役職は高度に政治的なものだし、そういう状況では私はまったく居心地がよくないんだ。私は商売人だし、スポーツの世界の人間でもあるしね」
　一方モズレーは、現在の任期が切れる10月に再選を求めるものと見られている。

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