FIAはアメリカGP不出走の件で、ミシュランタイヤ使用の各チームの控訴審を9月25日に行われるブラジルGPの3日後に執り行うことを発表した。
　FIAのサイトに掲載されたリリースによると、その日程は9月14日に開催される世界モータースポーツ協議会（WMSC）で新たな意見や見解が出された場合、その内容を国際控訴裁判所が十分検討できるように「控訴者の多くの要請で」余裕を持たせて設定したという。
　ミシュラン使用の全チーム、ルノー、マクラーレン、トヨタ、ウィリアムズ、ザウバー、BAR、レッドブル・レーシングは、6月29日に行われたWMSCで、5つの訴因のうちふたつについて有罪とされた。すなわち、アメリカGPに「正しいタイヤを用意する」ことができなかった件と、「不当にレースのスタートを拒んだ」とされる件についてだ。
　各チームは判決に異議を唱えており、その控訴の結果が9月29日の午後に出されることになると思われる。

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