Ｆ１チャンピオン、ミハエル・シューマッハーは、パリで多忙な週末を送ることになる。レース・オブ・チャンピオンズへの出場だけでなく、日曜日にはシャンゼリゼ通りで行われるフェラーリのパレードに参加するためだ。
　このパレードは、シューマッハーとフェラーリの２００４年シーズンのＦ１タイトル獲得と、フランス厚生省と脳外科分野の治療や研究を行う医療機関ＩＣＭとの間での契約調印を祝って行われる。ジャン・トッドとミハエル・シューマッハーは、このＩＣＭの後援者に名を連ねている。
　凱旋門からコンコルド広場へと続くパレードでは、Ｆ１チャンピオンマシンＦ２００４をはじめ、エンツォ、５７５マラネロ、６１２スカリエッティそしてＦ４３０がつらなる。
　ミハエル・シューマッハーは、７回目の世界タイトルを決めたＦ２００４に、ジャン・トッドはエンツォにそれぞれ乗り込む。また、かつてフェラーリのドライバーを務めたルネ・アルヌーは、ＩＣＭの後援者でもある映画監督リュック・ベッソンとともに５７５マラネロをドライブする。やはり元フェラーリのドライバーであったパトリック・タンベイは６１２スカリエッティを、そして２００３年にフェラーリのテストドライバーであったフェリペ・マッサは新しい８気筒のフェラーリ、Ｆ４３０をドライブする。
　ＷＲＣのチャンピオン、セバスチャン・ロウブの記念イベントに続いて、このパレードが行われる。

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