スイス人ドライバーのニール・ジャニが、クリスチャン・クリエン、ビタントニオ・リウッツィに続く３人目のドライバーとして、今週ヘレスで行われるレッドブル・レーシングのテストに参加する。
　レッドブル・レーシングは１日（水）から南スペインのヘレスで２回目のウインターテストを行っている。これがドライバーの評価も兼ねたテストであることは明らかだが、これまでの走行の大部分は、２００５年のレースドライバー候補の最右翼であるクリエンとリウッツィに任されていた。
　今回の３日間のテストでも主にステアリングを握るのはこの２人で、クリエンが２００４年に使用したジャガーＲ５シャシーを、Ｆ３０００チャンピオンのリウッツィが改良型のＲ５Ｃを担当する予定。ただし、チームによれば、プログラムの都合上両ドライバーがそれぞれシャシーをスワップする可能性もあるという。
　ジャニは、チームのドライバー評価プログラムの一環として、金曜日にＲ５をドライブすることになっている。弱冠２１歳のジャニはレッドブル・ドライバー育成プログラムのメンバーであり、２００３年と２００４年にはザウバー・ペトロナスのテストドライバーも務めた。しかし、レッドブルのリリースによると、彼はすでに同ブランドのサポートを得てＧＰ２シリーズに参戦することが決まっているようだ。
　ジャニは今季フォーミュラ・ルノーＶ６ユーロカップに出場し、シリーズの全戦には参加しなかったにもかかわらず、総合４位でシーズンを終えている。

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