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ハースF1『VF-22』:体制一新、フェラーリ出身のTDが手がけたマシンに高まる期待。新車正式発表はテスト初日
2022年2月5日
ウラルカリ・ハースF1チームは、2月4日、2022年型F1マシン『VF-22』の画像を公開した。チームは、「新型VF-22のデザインとカラーリングを発表する」として、マシンのデジタルレンダリング画像をリリースした。
VF-22は、テクニカルディレクター、シモーネ・レスタが率いる、マラネロに位置する新デザインオフィスから生まれた最初のモデル。レスタはF1新技術レギュレーションに従ってマシンの大変更を行ったが、カラーリングは昨年型と基本的には変わらず、白のベースに赤と青が入ったもので、タイトルパートナーであるロシアのカリ肥料の製造および輸出業者ウラルカリのブランドを強調するロシアカラーとなっている。
ハースはF1史上最大規模の規則変更においてチャンスをつかむため、2021年の最初の時点で2022年車の開発に完全にシフトした。そのため、2021年にはライバルたちと戦えるような競争力を示すことが困難な状況で、ルーキーのミック・シューマッハーとニキータ・マゼピンは入賞に届かず、チームはランキング最下位10位に沈んだ。
ハースのチェアマンであるジーン・ハースは、このような状況を見なければならないのは「楽なことではなかった」として、「この決断が実を結び、再びポイント獲得にチャレンジし、レースウイークエンドから何かしらの結果を得られるようになることを願っている」と述べている。
チーム代表ギュンター・シュタイナーは、「完全に新しいレギュレーションから生まれ、我々の新しいデザインチームが手がけたこのニューマシンによって、我々チームには週末に戦える力があるということを示せるという自信を持っている」と語った。
「昨シーズンは長かった。だが2022年にはこのVF-22で、ライバルたちと再び戦えるものと考えている」
ハースは、パワーユニット(PU)サプライヤーであるフェラーリとの提携関係を深めるなかで、フェラーリのシャシー・エンジニアリング責任者であるレスタを2021年にテクニカルディレクターとして迎えた。VF-22はレスタにとってハースで設計する初のF1マシンに当たる。
レスタは、VF-22の制作に向けて、新たな技術チームを作り出し、大勢の新メンバーをフェラーリから入れて、体制を変更した。その作業はこれまでうまくいっていると、レスタは言う。
「プロセスのなかで、これがうまく成功したと私は考えている。プロジェクトのまだ初期であり、一台のマシンに取り組むために一年間をかけて、移行のためのシーズンを過ごした段階だが、スタート地点のことを振り返ると、このチームはすでに成功しているといえる」
VF-22についてレスタは「最大の変化は空力面だ。レギュレーションが大幅に変わったので、その点でこのマシンは(昨年型の進化ではなく)完全な改革である」と述べている。
「マシン自体については、ステアリングホイール、ペダル、消火器以外は、(昨年型から)引き継がれたものはない。すべてを基本的に変更しなければならなかった。ある面では、この数年と比較すると、自由度が制限されているが、『悪魔は細部に宿る』という言葉もあるし、全チームのマシンのなかで、パフォーマンスには大きな差が出るのではないかと私は考えている」
レスタは、フェラーリとの協力関係を最大限に生かして、ニューマシンのプロジェクトを進めたという。
「ハースは2016年以来、フェラーリと協力関係にある。その後、コラボレーションが一歩一歩前進してきた。それをベースにして進歩し、このコラボレーションの効率を改善し続けるためにベストを尽くしてきた。私は長年フェラーリにいたので、チームのことを良く知っており、それが助けになっている。最終的な結果について満足している」
今回発表されたのはデジタルレンダリング画像であり、実際にコース上を走行し始めるマシンはこれとは幾分異なるものになると、シュタイナー代表は認めている。
Formula1.comは、ハースはバルセロナでのプレシーズンテスト初日走行前に、ニューマシンをピットレーンで正式に発表する予定だと伝えている。第1回テストは2月23日にスタートする。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |