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ストロール、黄旗無視の疑い晴れ正式にポール獲得。混乱の予選で半数のドライバーが調査対象、2人が降格に:F1第14戦
2020年11月15日
2020年F1第14戦トルコGP予選は雨に見舞われ、スピンやコースアウトが続出、そのなかでイエローフラッグ無視の疑いで、多数のドライバーが調査対象になった。自身キャリア初のポールポジションを獲得したランス・ストロール(レーシングポイント)もそのひとりだったが、調査の結果、違反なしと判断され、ポールポジションが正式に確定した。一方で、ランド・ノリス(マクラーレン)とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)にはグリッド降格ペナルティが科された。
予選Q3でセルジオ・ペレスがターン7でコースオフし、シングル・イエローフラッグが出た際、ストロールはそこを通過した後、最速ラップを記録した。シングル・イエローの場合、ドライバーはスピードを落とさなければならず、オーバーテイクは禁止される。スチュワードはテレメトリーやビデオを調べた結果、ストロールはイエローフラッグに対して正しく反応し、スロットルを戻したと判断した。それがタイムに表れていないのは、路面コンディションが急速に改善したためであるとスチュワードは結論付けた。ストロールはペナルティを受けず、決勝をポールポジションからスタートすることが確定した。
一方、ノリスについては、予選Q1終盤、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)のコースオフによりターン8でダブル・イエローフラッグが出た際に、規則に従った行動をとらなかったと判断され、5グリッド降格のペナルティおよびペナルティポイント3が科された。ノリスはいったん減速した後、加速した。チームに対してそのラップを断念すべきか尋ねたところ、チームから走り続けるよう指示を受けたということで、ノリスはそのラップで自己ベストタイムを記録している。これには急速に路面が改善していたことも大きく影響しており、ノリス自身に速いラップタイムを記録しようという意図はなかったとスチュワードは認める一方で、より大幅な減速および停止への準備が求められるダブル・イエロー規則に違反する行動をとったとみなされた。
ラティフィのコースオフによるイエローでは、シングル・イエローフラッグ規則に関してダニエル・リカルド(ルノー)とピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、ダブル・イエローフラッグ規則に関してケビン・マグヌッセン(ハース)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、ストロール、ペレス、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に関して調査が行われた結果、いずれも違反はしていないとして、ペナルティは科されなかった。
一方、Q1終盤、クビアトがスピンした後のダブル・イエローにおいて、ラッセルは十分な減速を行わなかったと判断されて、5グリッド降格とペナルティポイント3が科された。しかしラッセルはすでにパワーユニット(PU/エンジン)のエレメント交換により、グリッド後方への降格が決まっている。
なお、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)は、Q2においてペレスに対して不必要な妨害をしたとして、3グリッド降格およびペナルティポイント1が科された。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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