最新記事
- グランプリのうわさ話:オースティン、コース...
- JRPA日本レース写真家協会が2024年モータース...
- ルーキーレース延期の理由のひとつはロジステ...
- ルノーの次世代F1パワーユニット救済を求める...
- 2025年用ピレリF1タイヤのテストにメルセデス...
- F1、巨大複合企業グループ『LVMH』と10年のグ...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】マルコの...
- シーズン後の新『F1ルーキーレース』、2024年...
- F1パワートレイン事情:ハミルトンがアゼルバ...
- 「いじめに遭い、本当につらい時期があった」...
- 苦戦するチームに「特効薬はない」アルピーヌ...
- 松田次生のF1目線:ドライバーに求められるセ...
【気になる一言】SCライト消灯に関する批判を却下「F3でも同様の再スタートがあったが、事故は起きなかった」
2020年9月15日
2020年F1第9戦トスカーナGPでは、レース序盤のセーフティカー明けの再スタートで多重クラッシュが発生。多くのドライバーがレースの再開方法を批判した。しかし、レースディレクターを務めるマイケル・マシは、トスカーナGPのレース後の会見で、「現時点で見直す必要はない」と語っている。
「我々は、そこ(事故)に重要なポイントがあることを忘れてはならない。私たちは金曜日の夕方にドライバーズミーティングを開き、そこで私はドライバーたちに非常に明確なアドバイスをしていた」
「そこには忘れてはならないふたつの重要なポイントがあった。ひとつは、ピットエントリー付近にあるセーフティカーラインよりも前で、セーフティカーを追い越してはならないということ。そして、もうひとつは、再スタート後、オーバーテイクができるコントロールラインが、通常よりもピットレーン出口側にあるということだった。これはムジェロ特有のことで、ほかのサーキットではあまりない珍しいことだった」
なぜ、マシはふたつ目のコントロールラインの位置が、通常よりもピットレーン出口側にあることを伝えていたのだろうか。それは追い越し可能なコントロールライン付近まで、先頭を走るマシンが加速しない可能性があることを事前に知らせておきたかったからではないだろうか。なぜなら、ムジェロはアゼルバイジャンGPが行われたバクー市街地サーキットに似ていたからだ。
「バクーでも同様の問題があった。あのように長いストレートの奥にコントロールラインがあると、(セーフティーカーがライトを消灯した後)ペースを決定するすべての権利を持つラップリーダーが後ろのマシンにスリップストリームを利用させないよう、コントロールライン付近まで加速しないことは十分想像できる。だから、私は(バルテリ・ボッタスが行った再スタートのやり方について)驚いていない」
トスカーナGPでは、セーフティカーのライトの消灯が遅すぎたことも批判された。しかし、マシはこれも「批判には当たらない」と却下した。
「もちろん、誰にでも批判する権利はある。今回、セーフティカーのライトが消えた地点は、セーフティカーがピットレーンに入る直前(つまり最終コーナー手前)だった」
「しかし、よく考えてみてほしい。ライトが消された場所からコントロールラインまでの距離という点では、他の多くの場所とほとんど同じなんだ。F1ドライバーというのは、世界で最高の20人たちだ。今日はF3レースでも同じようなケースがあった。彼ら、ジュニアカテゴリーのドライバーたちは、F1レースで起こった状況と非常によく似た再スタートを行ったが、事故を起こすことなくうまくナビゲートしていたよ」
そして、最後に今回の事故がFIAまたはFOMがレースをエキサイティングにするためのルール変更による弊害だという指摘も完全に否定した。
「それは完全に否定する。FIAにとって、安全性こそが何よりも優先されるべきものだ。レースディレクターおよびセーフティデリゲートとしての私の役割は、このスポーツの安全性を実現することだ。それを批判することには、私は断固、反論する」
(Masahiro Owari)
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |