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F1日本GP予選:フェラーリがフロントロウ独占!ベッテルは鈴鹿で通算5回目のPP獲得。ホンダPU勢は3台がQ3進出
2019年10月13日
10月13日午前10時、土曜日にキャンセルとなった日本GPの予選が行なわれ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得した。ホンダ製パワーユニット(PU/エンジン)を搭載するレッドブルのマックス・フェルスタッペンは5番手、アレクサンダー・アルボンは6番手に入っている。
気温22度、路面温度は33度。空は晴れ渡っているものの台風の影響で朝からまだ強い風が残るコンディションでの予選となった。風速は5m/sでメインストレートが追い風、セクター1が向かい風という、ラップタイム的には絶好のコンディションと言えた。
Q1開始直後からフェラーリ勢、マクラーレン勢らがハードタイヤでコースイン。その他はソフトタイヤでアタックを開始する。
しかし2分後に最終コーナーでロバート・クビサ(ウイリアムズ)がスピンオフしてアウト側のウォールに激しくクラッシュ。予選前からマシンに問題を抱えていたようだが、追い風の影響もあってか左側タイヤがはみ出したまま立ち上がっていってしまい、コーナリングできずそのままバリアに突き刺さってしまった。これでセッションは赤旗中断となった。
10時10分にセッションは再開となり、各車がソフトタイヤを履いてアタックを開始する。まだコースインしていなかったメルセデスAMG勢、レッドブル勢、ハース勢にとってはタイヤを1セット得したことになった。
すると今度はケビン・マグヌッセン(ハース)が最終コーナーの途中でリヤが流れてスピンオフし、後ろ向きにクラッシュ。マグヌッセン自身は前後ウイングを壊しながら自力でコースに復帰してピットに戻ったものの、10時14分にまたしても赤旗が提示されることとなった。
セッションは10時21分に再開。各車が先を争ってコースインし、ピット出口やコース上は大渋滞となる。
路面がグリーンな状況からどんどん向上していくため、メルセデスAMG勢、フェルスタッペン、シャルル・ルクレール(フェラーリ)と次々とトップタイムが更新されていき、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)も4番手につけた。まずはルクレールが1分28秒405でトップに立ち、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は計測2周目で1分28秒735を記録して2番手に浮上し、バルテリ・ボッタス(メルセデス)も1分28秒896で4番手に浮上する。
クラッシュを喫したクビサ、マグヌッセンはコース復帰は叶わずQ1敗退。マシンバランスに苦しむルノー勢、レーシングポイント勢、アルファロメオ勢らがペースが伸び悩み、最後のアタックでタイムを更新できなかったジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ダニエル・リカルド(ルノー)がQ1敗退となった。ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)は0.099秒差でQ2進出を決めた。
10時40分にQ2開始。決勝のスタートタイヤを決めるQ2でも全車がソフトタイヤでアタック。
ここでは先にアタックしたフェラーリ勢に対しハミルトンが0.348秒差をつけて1分27秒826でトップに立つ。一方ここまで好調だったボッタスは0.479秒差の4番手に留まった。バックストレートでパワーを失ったというフェルスタッペンは0.673秒差の5番手、アルボンは1.002秒差の6番手で、中団トップのサインツとは0.2秒しか差がない。8番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)以下は各車が僅差で続く。
残り4分を切ったところで各車が2回目のアタックへ。Q1でタイヤを失っているフェラーリ勢はここでアタックを行なわずQ3に2セットの新品を残すために備える。
最後のアタックでクビアトはタイムを更新できず14番手でQ2敗退。最後にハイドロ圧を失ったヒュルケンベルグはアタックをできず15番手、それ以外は13番手ライコネン、12番手ストロール、11番手アントニオ・ジョビナッツィというQ2敗退組となった。
ボッタスはここで1分27秒688を記録してトップに立ち、こちらをスタートタイヤにする。アルボンも同様に3番手に浮上。ハミルトン、フェルスタッペンはバックオフして1回目のタイヤをスタートタイヤとした。
11時3分にQ3がスタート。当然ながら各車ともソフトタイヤでコースイン。上位3チームだけが新品のソフトタイヤで1回目のアタックに入る。路面温度は37度まで上昇している。
ここでセバスチャン・ベッテルが全セクターとも最速タイムを刻んで1分27秒212のトップタイムを記録する。チームメイトのルクレールは最終コーナーの立ち上がりでややリヤが流れて0.323秒差で2番手、ヘアピンで左フロントをロックさせシケインでも縁石に引っかけすぎて挙動が乱れたボッタスは0.484秒差で3番手、セクター2でタイムロスをしたハミルトンが0.620秒差で4番手に留まった。レッドブル勢はフェルスタッペンが0.702秒差の5番手、アルボンは0.844秒差で6番手となった。
残り2分30秒を切ったところで各車がコースイン。
ルクレールはセクター2で最速セクターを刻むがベッテルのタイムに及ばず。セクター1で最速のベッテルはさらにタイムを縮めて1分27秒064で0、189秒差を付ける。ボッタスは0.229秒とどかず3番手、ハミルトンはセクター3で最速セクターを記録したが0.238秒差で4番手となった。レッドブル勢はフェルスタッペンが0.787秒差の5番手、アルボンも1/1000秒まで全くの同タイムを記録したが記録順で6番手となった。7番手サインツ、8番手ノリス、9番手ガスリー、10番手グロージャンという予選結果となった。
(Mineoki Yoneya)
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7/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |