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F1中国GP木曜会見:前戦の4位チェッカー後にガスリーが発した“ちょっとした”ジョーク

2018年4月13日

 バーレーンGPから2週連続で開催されている3戦目の中国GP。木曜会見には、前戦バーレーンGPで話題を集めた3人のドライバーが集結した。


 まず、バーレーンGPのレースで、ルイス・ハミルトンと接触して、タイヤをパンクさせたマックス・フェルスタッペンだ。接触した自身のドライビングスタイルついて尋ねられたフェルスタッペンは、動じることなく、こう答えた。


「レースでは、ああいうことは起こるもの。うまく行くときもあれば、そうでないときもある。バーレーンGPでは残念ながら、それがうまく行かなかっただけ。だから、僕は何も変えようとは思っていない」

2018年F1中国GP ピエール・ガスリー、マックス・フェルスタッペン、マーカス・エリクソン

「例えば、去年のメキシコGPを思い出してみてほしい。あのときだって、何が起きてもおかしくなかったし、実際、ああなった(ハミルトンとベッテルが接触)。それがバーレーンGPでは僕だったということ。それがレースだよ。だから、どうしてみんながこの話題ばかりを聞いてくるのか、理解できない」


 それでも記者は引き下がらない。特にハミルトンの母国であるイギリス・メディアはこう突っ込んだ。
「もし、あなたが言うように、あなたに落ち度がなかったのなら、どうしてルイスはレース後、あなたのところへ行こうとしたのでしょうか?」


 するとフェルスタッペンは笑顔でこう答えた。
「なぜ? それは僕が若いドライバーだからじゃない?責任を若い人に押しつけたほうが、物事は楽だからね」


 続いての多くの質問が浴びせられたのが、バーレーンGPで4位入賞を果たしたピエール・ガスリーへ対してだった。だが、その質問の中には、フェルナンド・アロンソをからかったのではないかというものがあった。


 それは4位でチェッカーフラッグを受けた後、無線で叫んだ「僕たちは戦える」という言葉が開幕戦のオーストリアGPでアロンソが5位でチェッカーフラッグ後の言葉と同じだったからだ。


 ただし、ガスリーは「あれは、ちょっとしたジョーク」と悪意がなかったことを強調した。
「僕たちが伝えたかったのは、ホンダがマクラーレンと本当に厳しい3年間を過ごしてきた後、今年はわずか2戦目で4位入賞をあげたことが、いかに大変なことを理解してもらいたかった。彼らは本当に一生懸命に仕事をしている。それを称賛したかったんだよ。


 もうひとり、参加していたマーカス・エリクソンには、自身50戦ぶりポイントについての質問が飛び、笑顔でこう答えていた。


「最後にポイントを取った2015年のイタリアGP後、11位というのが4回あった。それ以外にもポイントを狙えるレースが何度もあったけど、ダメだった。完璧なレースをしても、14位ということもあった。だから、ポイントが取れなかったこの2年間は本当につらかった。いまはホッとしているし、いままでやってきた努力が救われた気分だよ」


 まだシーズンは始まったばかり。3人の中国GPでの活躍を期待したい。



(Masahiro Owari)




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