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ザウバーとフォース・インディア、2017年のエンジン規則に懸念を表明
2016年5月28日
ザウバーとフォース・インディアが、FIAと商業権の所有者に対し、来季から施行されるエンジンレギュレーションへの懸念を表明する書簡を出した。
4月末に世界モータースポーツ評議会は、エンジン供給コスト、入手可能性、性能の均衡化、ノイズの各問題に対処するためのプロポーザルを承認した。これにより、エンジンの供給コストは今年の価格を基準にして100万ユーロ引き下げられ、さらに2018年から2020年にかけて300万ユーロ下げることが決まった。また、エンジンを必要とするチームがある場合、FIAはカスタマーの数が最も少ないマニュファクチャラーに対し、そうしたチームへの供給を命じることができるようになる。
しかし、純粋なインディペンデントチームであるフォース・インディアとザウバーは、これらの対策だけでは十分ではないと考えているようだ。それを伝えるべく、この2チームはFIA会長ジャン・トッドとF1の総帥バーニー・エクレストンに書簡を送ったという。
ザウバーのチームボス、モニシャ・カルテンボーンは、次のように語っている。
「フォース・インディアとザウバーは、FIAと商業権所有者に書簡を送り、(エンジン規則の)変更に関する私たちの懸念を伝えました。その詳しい内容を公開するか否かを決めるのは、私たちではなく書簡を受け取った側の人々です。彼らが、この件についてみなさんと話し合いたいと言うなら、ザウバーとフォース・インディアは、それに反対するつもりはありません」
(Translation:Kenji Mizugaki)
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