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FIAがドライバーの不満に反論「意見を表明する機会は十分にある」

2016年3月29日

 FIAのF1レースディレクター、チャーリー・ホワイティングは、最近ドライバーたちから上がっている不満の声に関して、彼らには「十分な」討論の場が与えられており、そこで考えを表明することができるはずだと述べた。

 これまでドライバーたちにはF1の運営についてほとんど発言権が与えられず、その事実を問題視して積極的に意見を主張しても、彼らの声は無視されることが多かった。だが、最近になって彼らはF1の様々な問題に関して率直な意見を口にし始め、グランプリ・ドライバーズ・アソシエーションとして、F1の統治機構が「時代遅れで適切に組織されていない」ことを指摘した公開書簡を送るまでに至っている。

 これに対し、同書簡が公開される以前の段階で、F1の意思決定プロセスにもっとドライバーの意見を取り入れるべきではないかと水を向けられたホワイティングは、次のように答えている。「これ以上必要だとは思わない。彼らには十分な機会が与えられているからだ。ルールについてFIAと話しをする場は本当にたくさんある。正直なところ、どうすればこれ以上増やせるのかわからないほどだ」

「さらに言えば、F1委員会のレベルでも、ドライバーが自分のチームの代表に代理で意見を述べてもらうことはできる。F1委員会にはすべてのチームが参加しているからだ。しかし、その段階へ至る前に、彼らには意見を述べるチャンスが数多くある」
 ホワイティングは、「テクニカルおよびスポーティングレギュレーションの作業部会」は、「ドライバーがいつでも出席できる」会議だとも語っている。

「それに加えて、FIAサーキット委員会にもF1ドライバーのための出席枠があるが、残念ながらこちらも出席するドライバーの数は少ない」

「そして、彼らはレースの週末ごとに、(ドライバーズブリーリングの場で)どんなテーマでも自由に話し合うことができる。その日にコースで起きたことだけを話すという決まりはない。何か議論したいことがあるのなら、ドライバーズブリーフィングもそれに最適な場のひとつになるだろう」

「私はいつでもよろこんで彼らの話を聞きたいと思っている。バルセロナで(2回目のプレシーズンテスト中に)開いたミーティングには、ご存知のようにかなりの人数のドライバーが出席してくれた。ありがたいことにね」

(Translation:Kenji Mizugaki)




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