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GP topic:迷走するF1、予選ルール不確定でもタイヤは次々と決定
2016年3月25日
ピレリが未定となっていたモナコGPのタイヤを発表した。F1で最も平均速度が遅い市街地サーキットに投入されるタイヤは、軟らかいほうからウルトラソフト、スーパーソフト、ソフトの3種類。ウルトラソフトは今シーズンからラインアップに追加された新しいコンパウンドで、モナコGPがデビュー戦となることが決まった。
タイヤの一部自由選択制が導入された2016年、ピレリはモナコGPのタイヤを発表する前に、第7戦カナダGPと、アゼルバイジャンで初開催される第8戦ヨーロッパGPのタイヤを発表していた。これはFIAが3種類のコンパウンドや義務タイヤをチームに知らせる期限が「ヨーロッパラウンドはグランプリの9週間前、フライアウェイは15週間前」という規則があるためだ。
なぜ、そんな規則になっているのか。ある関係者は「ピレリの輸送の関係だろう」と説明する。もしタイヤを、すべて航空便で輸送できるのなら、グランプリが開催される順番に発表していくことができるのだが、それでは輸送コストがかかりすぎてしまう。ヨーロッパラウンドはピレリのトランスポーター(トラック)で陸路搬送することができるが、フライアウェイには船便が利用される。つまりモナコのタイヤを送るよりも先に、カナダやアゼルバイジャンへ荷出ししなければならないため、発表の順番も逆になっているのである。
したがってウルトラソフトの投入が最初に発表されたのは、第7戦カナダGPだったが、初登場は、このたび発表された第6戦モナコGPとなる。
ちなみに上記のチーム関係者によれば、まだピレリは発表していないが、ウルトラソフトが投入されるグランプリはカナダGP以降にも2戦あるという。ひとつはレッドブルリンクで開催される第9戦オーストリアGPで、もうひとつは第15戦シンガポールGPだ。
このようにタイヤのアロケーション(割り当て)は、どんどん決まっていくが、開幕戦で問題となった予選フォーマットについての結論は、まだ出ていない。先日、グランプリドライバーズ協会(GPDA)がF1の体制を批判する声明を出したが、規則の迷走は続いている。
Text : Masahiro Owari
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 255 |
2位 | ランド・ノリス | 171 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 146 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 124 |
6位 | セルジオ・ペレス | 118 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 110 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 45 |
10位 | ランス・ストロール | 23 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 373 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 302 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 295 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 221 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 31 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 27 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 4 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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