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マクラーレンの新リザーブ、F1昇格前にSFで修行か

2015年10月16日

 マクラーレン・ホンダのテストおよび開発ドライバー、ストフェル・バンドーンが、来年F1レースシートを獲得できない場合、日本のスーパーフォーミュラに参戦することを検討していると報じられた。

 ベルギー出身23歳のバンドーンは、マクラーレンの若手育成プログラムのメンバーで、今年は同チームのテストドライバーを務めつつ、GP2にARTから参戦、圧倒的強さで2ラウンドを残し今月のロシア戦でタイトルを獲得した。

 バンドーン本人もマクラーレンも来年彼のF1デビューを実現させたい考えだが、マクラーレンは来年フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンを走らせることを決めており、バンドーンを昇格させる余地はない。しかし彼は他のチームでF1レースシートを獲得できる可能性は残っていると考えている。バンドーンは現在空きシートを持つマノーとロータス/ルノーの候補であるとみられている。

「残念ながらまだ(来年のことは)決まっていない。でも楽観的に考えている」とバンドーン。
「(F1で走る)チャンスはある。来年に向けて今後数日、あるいは数週間が重要になるだろう。残り2ラウンドの段階でGP2タイトルを決められたのは有利だ。やるべきことを成し遂げた。これからはプレッシャーもなく、リラックスできる」

 マクラーレンとリザーブドライバーのケビン・マグヌッセンは、来年に向けて契約を更新しないことを決めたといわれている。

 バンドーンが来年F1レースシートを獲得できなかった場合の選択肢として、マクラーレンのテスト&リザーブドライバーを務めながら、ホンダも参戦するスーパーフォーミュラで戦い、2017年のチャンスを狙うという道が検討されていると、Motorsport.comが伝えた。F1では2017年に今より圧倒的に速いマシンを導入しようという動きがあり、1年間スーパーフォーミュラのマシンに乗ることでバンドーンはF1参戦への準備をより効果的に進めることができるとMotorsport.comは論じている。




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