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鈴鹿でのF1日本GP初開催ストーリー
2015年10月2日
F1日本GPも盛況で終え、シーズンも終盤に差しかかろうとしている。今でこそ毎年恒例の日本GPだが、遡ること1977年、この年富士スピードウェイで開催されたF1日本GPのレース中、当時デビューしたてのジル・ビルヌーブ(フェラーリ)とロニー・ピーターソン(ティレル)が接触事故で観客が死亡。当時日本には、「もう日本ではF1を開催できない」というムードがあった。
今年F1復帰を果たしたホンダに話を移すと、第1期F1活動で1勝をあげるも排気ガス対策エンジン開発を理由に1968年にF1を撤退。その後の国際舞台復帰は1980年にヨーロッパF2選手権のラルトチームへV6 エンジンを供給開始した。翌1981年には全日本F2選手権のi&iチーム(生沢徹代表)へエンジン供給を開始。このラルトチームのドライバーには、その後ホンダエンジンを使用するチームに所属する、ナイジェル・マンセルが、i&iチームには中嶋悟が参戦しF1復帰への実績を着実に積み上げていく。
翌1983年ホンダV6ターボエンジンを搭載し、ヨーロッパF2選手権で活躍していたスピリットチームを擁しグランプリに復帰を果たす。年末にはウイリアムズにもエンジン供給開始し、1984年ダラスで開催されたアメリカグランプリでケケ・ロズベルグが初優勝。その活躍は徐々に日本のモータースポーツファンにも伝わっていく。
1986年には待望のコンストラクターズチャンピオンを獲得。セナの強い要求により、ホンダは翌年ロータスにエンジン供給することを決定する。チームメイトには中嶋悟が選ばれ、ここに日本人初のフル参戦F1ドライバーが誕生することになった。
このころになるとF1に関するニュースは一般の新聞やテレビでも知られるようになり、日本のレースファンは報道に一喜一憂する。日本でのF1開催の機運が高まるなか、鈴鹿サーキットはF1グランプリ開催を発表。1987年、F1日本グランプリが10年ぶりに開催されることになった。
当時を振り返る要素として、メディアの存在が欠かせない。フジテレビによるF1中継は同じく1987年から開始。速報誌も多く創刊された。レース終了後一週間で店頭に並ぶというコンセプトは、情報に飢えていたファンから高い評価を得て、モータースポーツ誌のなかに「F1専門誌」というジャンルが確立される。
その後もF1に関する速報誌は増え、1グランプリに対する総発行部数が合計100万部を越えたとも言われている。書店にはF1専用棚が設けられるほどであった。
当時グラフィカルなモータースポーツ誌として人気を博していた「レーシングオン」からも、この鈴鹿F1初開催の模様を伝える臨時増刊として「速報F1日本GP」を発行。このタイトルは今日まで続く「F1速報」にも引き継がれることになる。なんとこの「速報F1日本GP」が電子書籍で期間限定無料ダウンロードできる。レースとクルマの電子雑誌書店「オートスポーツブックス」ではこのほかにもF1熱狂時代に発行された当時のF1速報がすべて電子書籍化されている。日本グランプリの興奮に触れた今こそ、初開催当時の興奮を知ってみてはいかがだろうか。
オートスポーツブックス(ASB電子雑誌書店)では1987年に発行された「速報F1日本GP」を電子書籍で復刻。10月1日(木)より10月4日(日)までの4日間限定で会員登録者全員に無料でプレゼントしている。電子書籍はタブレットやPC、スマートフォンで見ることができる。
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ASB電子雑誌書店
http://www.as-books.jp
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |