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短期集中連載:ホンダF1に対する10の疑問・part2
2015年8月14日
ホンダがパワーユニットのサプライヤーとして、F1に復帰した2015年。前半戦を終えた現在、その成績は期待通りとは言いがたい。また苦戦そのものよりも、どこに苦しんでいるのか、何が問題なのか、あまり伝わってこないことに不安を感じる。この集中連載では『Racecar Engineering』誌のサム・コリンズ氏に、ホンダへの疑問をぶつけ、分析してもらう。
part1で分析した3つの疑問
Q1:どのようなレイアウトになっているのか
Q2:マクラーレンは、どれくらい深く関与している?
Q3:なぜ、サイズ・ゼロのコンセプトを選んだのか?
Q4:トラブルが多発する原因は?
F1復帰以来、ホンダが苦難の道を歩んでいることは、あらためて言うまでもない。それは多くの人々が予想したことでもあったが、当のホンダはここまで苦労するとは考えていなかった節がある。2014年の終わり頃、F1総責任者の新井康久氏は、マクラーレン・ホンダが開幕早々にポールポジションを争える可能性を示唆した。だが、そうした期待とは裏腹に、実際にはトラブルに悩まされ続けている。初期の車両電気システムに関連した問題、配線ハーネスの破損、コンピューターの互換性の問題、MGU-K/MGU−Hの故障、そしてマクラーレンとホンダのエンジニア同士の連携の悪さも指摘された。ある段階では、ホンダ製のユニットが正常に作動するまでの一時的措置として、マクラーレンが自社開発のMGU-KとMGU−Hを使ったこともある。最終的にFIAの公認を取得したパワーユニットのMGU−Hが、マクラーレン製なのかホンダ製なのか、現在のところ明らかにされていない。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |