【今宮純】オーストリアGPドライバー採点&短評
2015年6月23日
今宮純氏が独自の視点でドライバーを採点。F1第8戦 オーストリアGPの週末を通して、20人のドライバーから「ベスト・イレブン」を選出。レース結果だけにとらわれず、3日間コース上のプレイを重視して採点する。(最高点は星5つ☆☆☆☆☆)
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☆ フェリペ・ナッセ
コース図の上では9つのコーナーしかないが、微細なうねりや隠れたバンプが続く現レッドブルリンクは難易度の高い“クラシック・レイアウト”だ。初日FP1では、ほとんど全員がコースオフ。そのなかで新人ナッセはリズム感をつかみ、5番手発進。シャシーもパワーユニットもアップデートが停滞気味なだけに、現場スタッフワークに応える走り。予選9位は自己ベストタイ、繰り上がりで8番手グリッドは自己ベスト。決勝でブレーキに苦しむも入賞まで、あと一歩の11位。新人では、ただひとり全戦完走中だ。
☆ ダニエル・リカルド
グリッド降格の嵐が吹いた第8戦、ルノー5基目ICE投入で覚悟の10グリッドダウン。その目的は新パワーユニットの実戦テスト。18番手から10位入賞の結果より、レース最速タイム5位(!)に意味がある。
☆☆ フェルナンド・アロンソ
衝撃映像だった。5速スピードで蛇行するキミ・ライコネンの左側にしか行き場がなく、追突したままクラッシュ。コース脇にカメラマンがいて心配だった。さすがチャンピオン同志、冷静な瞬間判断行動によって“暴走マシン”をなだめるように止めると、互いに事後確認。このスポーツのリスクを知るふたりならではの、レーシングアクシデント時の「エチケット」──。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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