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2014年F1の分配金の詳細な金額が公開される

2015年5月17日

 英AUTOSPORTは、2014年にF1チームが受け取った分配金の詳細な金額を公開、これまで不透明とされていたF1の決済システムが明るみになった。

 FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)は、各シーズンの終わりにF1世界選手権における開催権料、放送権料、サーキット広告やホスピタリティ等からなるその他の3つから収益を照合し、そのうちの65パーセントを参戦チームに分配している。

 そのうち50パーセントがコンストラクターズ選手権の最終順位に基いて各チームに分配されているが、残りの15パーセントに関しては“プレミアム”という名目でフェラーリ、レッドブル、メルセデス、マクラーレン、ウイリアムズの5チームに支払われている。

 このプレミアムと呼ばれる報酬額は、コンコルド協定が満了を迎える以前の2012年始めに主要5チームによる相互協定で合意がなされたものだ。

 フェラーリは、2014年のコンストラクターズ選手権を4位で終え、チャンピオンチームのメルセデスより2500万ドル(約30億円)少ない6700万ドル(約80億円)を受け取っている。しかし、彼らはプレミアム報酬として9700万ドル(約116億円)の支払いを受け、総収益では全チームで最も多い1億6400万ドル(約196億円)を手にしている。
 昨シーズンを2位で終えたレッドブルは1億5600万ドル(約186億円)を受領。次いでチャンピオンチームのメルセデスが1億2600万ドル(約150億円)、わずか2度の表彰台で5位に終わったマクラーレンは9800万ドル(約117億円)となっている。

 一方、昨年9度の表彰台でランキング3位に浮上したウイリアムズは、順位に基づく分配金こそマクラーレンより多くの額を受け取っているが、プレミアム報酬を含めた総収益ではマクラーレンより1500万ドル(約18億円)少ない8300万ドル(約99億円)に留まっている。

 また、プレミアム報酬を受けないその他の5チームは、以下のように選手権順位に基づく分配金がそのまま総収益となっており、6位のフォース・インディアは5位のマクラーレンより300万ドル少ない6000万ドル(約72億円)を受け取ったが、総収益では3800万ドル(約45億円)も少なかった。
 昨年、ノーポイントで10位に終わったザウバーは4400万ドル(約52億円)だった。


2014年 F1分配金

チーム総収益(ドル)分配金(ドル)プレミアム順位
フェラーリ1億6400万6700万9700万4
レッドブル1億5600万8200万7400万2
メルセデス1億2600万9200万3400万1
マクラーレン9800万6300万3400万5
ウイリアムズ8300万7300万1000万3
Fインディア6000万6000万-6
トロロッソ5400万5400万-7
ロータス5100万5100万-8
マルシャ4800万4800万-9
ザウバー4400万4400万-10




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8位ルイス・ハミルトン70
9位フェルナンド・アロンソ41
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3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム237
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム151
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
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9位ウイリアムズ・レーシング2
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