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ビアンキ「接触事故で不調に陥ったが9位を守れた」

2014年7月28日

 2014年F1ハンガリーGPの日曜決勝で、マルシャのジュール・ビアンキは15位、マックス・チルトンは16位だった。

■マルシャF1チーム
ジュール・ビアンキ 決勝=15位
 本当に厳しいレースだった。クルマがダメージを負い、ひどいバランスになった状態で50周以上を走らなければならなかったんだ。

(パストール・)マルドナドはいきなりやってきて僕のイン側にヒットした。レースを続けられないんじゃないかと本当に心配した。このレースには僕にとってもライバルにとってもたくさんのチャンスがあるってことを知っていたんだ。

 ケータハム勢は早い段階で姿を消していたけれど、僕はバランスの問題を抱え、ザウバーなど前のマシンとは戦えなかった。彼らは一時、僕らの選手権ランキングを脅かす位置を走っていた。

 最終的にドライコンディションになると通常の序列になり、僕らはランキング9位を維持してレースを終えることができた。すごく嬉しいよ。

 本当にくたくたになるようなレースだった。長い時間マシンと格闘し、それでも速いラップを刻めなかった。でも少なくとも2台揃って完走し、いい形でシーズン前半戦を終えることができた。

 チーム全員に感謝したい。皆がサマーブレークでリラックスしてくれることを願っている。そして後半戦により強くなって戻ってきて、コース上でザウバーに勝つという目標を達成したい。


マックス・チルトン 決勝=16位
 いいスタートを切れたし、マシンのパフォーマンスに満足し、リタイアしたドライバーたちが直面した問題を避けることができた。

 小林(可夢偉)と(マーカス・)エリクソンが姿を消し、ジュールが予定外のピットストップをしたことで僕は順位を上げ、終盤にはチェッカーまでジュールといいバトルをした。

 今回も2台そろってフィニッシュし、コンストラクターズ選手権で9位の座を維持できたことはとても重要であり、そのことを喜んでいる。

 これからいい休暇を楽しんで、スパから始まるシーズン後半でいい結果を出そう。




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