F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

戦略で逆転したメルセデス、ペレスも独自路線で成功

2014年6月23日

LAT

戦略で逆転したメルセデス、ペレスも独自路線で成功

2014 オーストリアグランプリ 決勝

暑いコンディションのオーストリアで2ストップ戦略が勝利戦略となる
レース戦略によってメルセデスがウイリアムズを逆転
レース前のシミュレーションに沿った戦略が展開された

2014年6月22日 シュピールベルク

レース戦略が鍵となり、3番グリッドからスタートしたメルセデスのニコ・ロズベルグがオーストリアグランプリで優勝しました。ロズベルグは、ウイリアムズの両ドライバーの後方からのスタートでしたが、彼らよりも先にピットストップを行い、交換後のニュータイヤを最大限に活用することによって(この戦略は「アンダーカット」と呼ばれています)、ウイリアムズ両ドライバーの1回目のピットストップ後に逆転に成功しました。

ロズベルグのチームメイトのルイス・ハミルトンは、同様の戦略をより効果的に活用しました。ハミルトンは、P Zeroレッド・スーパーソフトでスタート後、続く2スティントをP Zeroイエロー・ソフトで走行し、9番グリッドからのスタートにも関わらず、ロズベルグとわずか1.9秒差の2位でフィニッシュしました。両ドライバーは最後まで接戦を繰り広げました。ウイリアムズのバルテッリ・ボッタスが、トップからわずか8秒差の3位でフィニッシュし、初の表彰台を獲得しました。


XPB Images

ソフトタイヤで15番グリッドからスタートしたフォース・インディアのセルジオ・ペレスは、29周でソフトタイヤへ交換し、その後の最終スティントでスピードのあるスーパーソフトコンパウンドを使用しました。大半のドライバーとは逆の戦略によって、ペレスは6位まで順位を上げてフィニッシュしました。

路面温度が40度を超えたコンディションにも関わらず、マルシャの両ドライバー(ジュール・ビアンキとマックス・チルトン)とケータハムの小林可夢偉は、1回のみのストップでレースを完走しました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:「より暖かくなったコンディションにも関わらず、我々がまさに期待したタイヤの性能が見られました。気温が上昇したことによって、デグラデーションが昨日までよりも若干大きくなりました。したがって、1ストッパーに意欲的なチームが減り、2ストップが主流のレースとなりました。タイヤ戦略が極めて重要になる見応えのあるグランプリでした。そして、表彰台に新しい顔ぶれを迎えることはいつ見ても素晴らしいことですね。メルセデスとともにウイリアムズとバルテッリも祝福したいと思います。彼らは、レース週末を通して素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました」




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号