F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

「可夢偉はマシンの力以上の仕事をした」英誌評価:モナコGP

2014年5月31日

LAT

 英AUTOSPORTが2014年モナコGPを戦った22人のドライバーを10点満点で評価した。今回最高得点10点を唯一獲得したのは、マルシャチームと自身にとっての初入賞を達成したジュール・ビアンキだった。

 英AUTOSPORTのF1担当編集者エド・ストローは、今季F1第6戦を振り返り、満点10点をひとりに、9点を2人に与えた。

 満点の評価を得たビアンキは、21番グリッドからスタートし、8位でフィニッシュ、5秒加算ペナルティによって9位に降格されたものの、2ポイントを獲得した。

「フリープラクティスが始まった直後から、ビアンキはマシンからいい感触を得て、モナコのストリートコースを非常に快適に走っているように見えた」とストロー。

「その流れでQ2に進出することも可能に思えたが、デフのトラブルとイエローフラッグによってQ1では完璧なパフォーマンスを発揮することができなかった」

「しかし決勝では見事な走りを見せた。ハイライトは、小林(可夢偉)に対し、リスクを恐れずチャンスをつかんで実行した、力強いオーバーテイクだ」

「上位のリタイアもあって獲得できた9位ではあるが、ビアンキは決勝スタート前から高い評価に値する働きをしていた」


 9位を与えられたのはレッドブルのダニエル・リカルドとトロロッソのジャン−エリック・ベルニュだった。

 リカルドは3番グリッドからスタートし、メルセデス勢に続く3位を獲得した。

「リカルドは今回も極めてスムーズな戦いをして結果を出した。木曜のプラクティスが始まった時点から(セバスチャン・)ベッテルよりマシンに快適に乗れているように見えた」

「予選ではメルセデス勢にチャレンジしてポールポジションを獲得することを目指していたものの、レッドブルのマシンにそれだけの力はなかった」

「スタートがうまくいかず5番手に落ちたが、それ以外で悪かったところは見当たらない。苦しむ(ルイス・)ハミルトンに接近したものの、オーバーテイクのチャンスはなかった」

 ベルニュは7番グリッドからスタート、マシントラブルでリタイアを喫した。

「ベルニュはこの週末、素晴らしい仕事をした。タイトなストリートコースで彼がトロロッソを走らせる様は、この週末の中で最も見応えがあるシーンのひとつだった」

「週末の最初からQ3進出は確実に見えたし、決勝でもいい走りをして、2度目のセーフティカー出動の後には6位に位置していた。しかしピットストップでの危険なリリースによってペナルティを受け、その後、エキゾーストトラブルに見舞われた。それでも彼が見事なパフォーマンスを発揮したことに疑いはない」

 ポール・トゥ・フィニッシュを飾ったニコ・ロズベルグと2位に続いたルイス・ハミルトンにはそれぞれ8点が与えられている。

 ロズベルグに関しては、故意にイエローフラッグを出させたのではないかと疑われて審議対象となった予選Q3最後のアタックラップでのミス、ハミルトンに関してはQ3の最初のラップでロズベルグを上回れなかったことが、それぞれ評価点に響いたと説明されている。




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号