2013年F1第17戦アブダビGPの公式予選Q1は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおり。
トワイライトレースで知られるアブダビGPの予選は17時(現地時間)からスタート。ノックアウト方式で行われる予選最初のQ1は全22台が20分間のタイムアタックを行い、上位16位までがセカンドラウンドのQ2に進出する。天候は晴れ。Q1開始時の気温は32度、路面温度は36度を記録した。
セッションが始まると、まずはガレージ待機をきめたレッドブル2台とマルシャ、ケータハムの4台を除く16台がミディアムで最初の走行に向かっていく。
開始序盤、メルセデスのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが1分42秒台前半のタイムでトップ2につけ、マクラーレンのジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスが続いた。
セッションが折り返すとレッドブルの2台がコースイン。このタイミングでフェラーリのフェルナンド・アロンソが4番手タイムをマークし、さらにミディアムタイヤでベストタイムを更新したハミルトンがトップに浮上する。
しかし残り5分を切ると、ソフトタイヤでアタックをかけたレッドブルのマーク・ウエーバーとセバスチャン・ベッテルが1-2を奪い、さらにその後もキミ・ライコネンとロメイン・グロージャンのロータス2台がレッドブル勢を上回るタイムをマークするなど、ソフトタイヤを履いた多くのマシンが上位と下位でポジションを奪い合う展開となる。
終盤、ノックアウトゾーンまでポジションを落としていたフェラーリ勢は、フェリペ・マッサが2番手、フェルナンド・アロンソも5番手につけた。トップタイムはハミルトン。
一方、フリー走行まで好調な走りを見せていたザウバー勢はニコ・ヒュルケンベルグが11番手につけたが、エステバン・グティエレスがノックアウトされQ1敗退。エイドリアン・スーティルもラストアタックでミスを犯し、18番手で早くも予選を終えている。