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ベッテル「僕とチームにとって完璧な一日」

2012年10月14日

 2012年F1韓国GPの日曜決勝で、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは1位、マーク・ウエーバーは2位だった。

■レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル 決勝=1位
 僕にとってもチームにとっても完璧な一日だった。今日はいいスタートを決めることが重要だった。いい加速を見せてマークに並びかけることができ、ターン3に向けてイン側のラインを取り、うまくコーナーを立ち上がった。それによってターン4に向けて首位をキープすることができた。僕はトップを走っていたけれど、その位置を最後まで守れる保証はないことは、これまでの経験から分かっていた。今日はひとつしかミスを犯さなかった。
 ターン3への進入でロックアップしたことだ。タイヤの面で皆がぎりぎりの状況だった。あまりプッシュできなかったよ。右フロントタイヤがあまりいい状態でないのが頻繁に見てとれた。ファーストスティントとセカンドスティントで後続を引き離し、そのギャップをサードスティントで維持した。今のポジションを維持するためにベストを尽くしていく必要がある。ただ単純に自分の仕事をし続けるだけだ。

マーク・ウエーバー 決勝=2位
 スタート時のクラッチの操作が完璧にやれなかったのが残念だ。でもそこで終わったわけではなく、セバスチャンとバックストレートで争うことになった。仕掛けようとしたが、彼のスリップから外れると僕らのスピードは同じだった。その後のファーストスティントはとても順調だった。イエローフラッグのためにDRSを使えず、その後はタイヤバトルになった。
 セカンドスティントはあまりうまくいかなかった。タイヤをセーブするために少しペースを抑えたんだが、デグラデーションは悪化した。最終スティントが一番うまくいった。でもその時には(前に追いつくには)遅すぎた。勝ったセバスチャンを祝福したい。ワンツーフィニッシュを決めることができ、コンストラクターズ選手権において素晴らしい結果となった。でも僕としては複雑な気分だ。いい結果ではあったが、もちろん今日はトップを取りたかった。




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