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アロンソ「フェラーリはこのままではいけない」

2012年9月24日

 2012年F1シンガポールGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは3位、フェリペ・マッサは8位を獲得した。

■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 決勝=3位
 最終的にはうまくいったけれど、絶対にこんな調子で続けていくわけにはいかない。この2戦のように、一番近いライバルが常にリタイアするわけはないし、昨日の予選のようなことをこのままシーズン終わりまでやっていくことはできない。僕らのパフォーマンスはトップから1秒も遅かったんだ。
 コース上では、チームの素晴らしい仕事のおかげで、ミスを少なく抑え、あるいは全くミスをせずに、自分たちの状況を最大限に活用している。その点においては、僕らは今の順位にふさわしいと言える。
 今日は主なライバルたちの3人か4人との差は広げることができた。それはポジティブだった。
 おそらくここは僕らにとって一番苦労させられたサーキットだったと思う。韓国とアブダビにも一部似た特徴があるが、その時までには僕らが速さを手に入れ、マシンを改善する方法を見つけ出しているよう願っている。
 スタートは今シーズンの中ではあまりいい出来ではなかったけれど、幸いすぐにディ・レスタからポジションを奪い返すことができた。最初のピットストップの後、トラフィックの中で走る羽目になった。タイヤのデグラデーションが大きくなりすぎているのを感じ始めていたため、ピットに入ることにしたんだ。
 ソフトタイヤでの方が競争力は高かったけれど、2回目のピットストップの後にセーフティカーが出動し、それがバトンとベッテルに有利に働いた。リスタート直前に、彼らふたりが接触しそうになり、その影響で少しロスした。ステアリングのセッティングを変えているところだったんだ。
 その時点ではもう1回ピットストップする必要が出てくるのかどうか分かっていなかった。でも2度目のセーフティカーが出動し、何人かがピットに入り、僕らはステイアウトすることを決めた。終盤タイヤデグラデーションに苦しむことになるのかどうかは分からなかったけれど、結局はそういうことにはならず、楽に表彰台をつかむことができた。
 肉体的に本当にタフなレースだった。シーズンの中で一番消耗するレースなのは間違いないよ。この暑さと高い湿度の中で約300kmを走るというのは、本当に負担が大きい。


フェリペ・マッサ 決勝=8位
 本当にタフで難しいレースだった。1コーナーでの出来事は残念だった。あの時のパンクがなければ、もっとフェルナンド(・アロンソ)に近いところでフィニッシュできたはずだ。そうすれば両選手権にとって大きなプラスになっていた。ピットインした後は、もうやれることはあまりなかった。
 目標は、タイヤをできるだけ長く持たせて、同時にできるだけ速く走るということだった。幸い2度のセーフティカーで各車の差がなくなった。ただ、最後のスティントでスーパーソフトであれほど長く走ることになるとは思ってもいなかった。F2012の今日のパフォーマンスは、昨日までの2日間とは全く違っていて、別のクルマで走っているような感じだったよ!
 終盤になっても順位を上げるためにプッシュしていき、最後の2周になってようやくマシンを無事にチェッカーまで持っていくという考えに切り替えた。タイヤが事実上だめになっていたんだ。
 セナの動き? 規則ははっきりしているし、ドライバーはそれを尊重しなければならない。僕はすでに彼の横に並んでいた。彼は僕にスペースを残しておくべきだったのに、それをせずにウォールに押し付けたんだ。
 マクラーレンとレッドブルはかなり強力だ。でも今日の結果はチームにとってそれほど悪くないと思う。フェルナンドは大量にポイントを持ち帰ることができたからね。もちろん僕らはもっとパフォーマンスを向上させる必要がある。特に予選が重要だ。




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