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ピレリ、F1タイヤ戦争復活に反対

2012年8月2日

Sutton

 ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは、将来F1がタイヤ戦争の復活を決めた場合、活動を継続するかどうか定かではないと示唆した。

 2006年F1には複数のタイヤメーカーが参戦していたが、翌年ミシュランが撤退、その後ブリヂストンが単独サプライヤーを務めてきた。ブリヂストンの撤退を受け、ピレリは2011年からF1に参入した。

 ヘンベリーは、複数のタイヤメーカーが参戦することでエキサイティングなレースが見られなくなると考えている。
「我々はこのスポーツのために働いている。F1は自分たちが何を望むのかを決めなければならない」とヘンベリー。
「F1がタイヤ戦争を復活させ、また順位変動のないレースになることを望むのであれば、それもひとつのアプローチだ。2000年代序盤はそれでファンが減ったが、我々が決めることではない」

「規則が変わるかどうか、今後を見ていこう。変わるのであればそれを検討する。今のところ、チームはタイヤ戦争には全く関心を持っていない」

 ヘンベリーは、タイヤ戦争は無意味なコスト上昇をもたらすとも述べた。
「(規則が変わる場合)まずは規則を見て、タイヤ戦争を導入することが何を意味するのか考えなければならない。0.5秒速くするために1億ユーロを使うとしても、自分たちの方がいいタイヤだとは証明できないのだ。チームの方が重要視されるからね。それでは意味がない」

 2005年のアメリカGPで、ミシュランタイヤにトラブルがあり、ブリヂストンユーザーの6台のみでレースが行われたことを例に挙げ、ヘンベリーは、タイヤ戦争は安全性の低下を招くかもしれないとも述べている。

「私が話したチームはすべて、タイヤ戦争を望んでいない。自分たちがコントロールできないエリアで予算を浪費することになると考えているのだ。そして究極的には安全面の問題もある。タイヤメーカーは、パフォーマンスを向上させるため、安全面で限界まで攻めることになるだろう」

「インディアナポリスで見たことが、タイヤ戦争の究極的な影響だ。ああいうことはタイヤメーカーにとってよくないし、もちろんF1にとってもよくない」




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