デ・ピロタ、右目を失う。チームが公式に発表

LAT

　今週火曜日の空力テストで事故に遭い、病院で治療を受けていたマルシャの女性テストドライバー、マリア・デ・ピロタが右目を失ったことがチームより正式に発表された。

　デ・ビロタは、3日にイギリスのダックスフォード飛行場で行われた空力直線テストで、チームのサポートトラックに衝突。頭部に重傷を負った彼女は救急サービスによって近くの病院に搬送されていた。

　これについて所属チームであるマルシャは4日、ケンブリッジにあるアデンブルック病院の外科チームが、「頭と顔に負った重度の怪我に対処するため、長い手術に乗り出した」と説明し、前日午後に始まった手術が今朝まで続いたことを明らかにした。

　しかし、チーム代表のジョン・ブースは、最新の声明において、マリア・デ・ビロタが事故の結果として右目を失うことになったと公式に発表した。
「我々はマリアが受けた治療に感謝している。また、彼女の家族からは神経外科と形成外科のチームに対して感謝が示された」

「しかし彼女の負った傷で、マリアの右目が失われたことを報告しなければならないことは、大変悲しいことである」とブースはコメントしている。

「マリアのケアと家族の健幸が今は一番の優先事項だ。彼女の家族は現在も病院におり、我々はそれらのサポートに可能な限りをつく考えだ」

「我々はマリアの容態に関する最新情報について、皆様の理解と忍耐を求めている。適切な時がくれば、彼女の家族に配慮するとともに更なる詳細をお届けする」

　現在もデ・ピロタの容態は予断を許さないものだが、安定した状態は維持しているという。

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