2012年F1中国GPの日曜決勝で、マルシャのティモ・グロックは19位、シャルル・ピックは20位だった。
■マルシャF1チーム
ティモ・グロック 決勝=19位
順調なレースではなかった。スタートはうまくいき、2台の前に出ることができたが、DRSとKERSを使って抜き返された。その後はチームメイトとレースをし、彼との間に多少ギャップを築くことができた。でもなぜか毎回左フロントタイヤがあっという間にだめになってしまった。レースを通してシャルルのマシンの方が好調だったようで、ギャップを縮められてしまった。
早めにピットインしなければならなくなったけれど、インラップとアウトラップを速く走り、タイヤをうまく使うことができた。セカンドスティントでは彼とのギャップをコントロールし、タイヤをケアして走った。でもタイヤはまただめになり、ひどいアンダーステアに見舞われた。2回目のピットストップの後はペースがよく、またギャップを拡大できたが、ブルーフラッグが振られるようになった。
燃料が少ない状態になってから、突然エンジンがドロップし、6速と7速ギヤで走らなければならず、完走を目標に走ることに集中した。今日のレースでは戦う上でかなり障害になったことがいくつかあったので、それを調べてそこから学ばなければならない。ポジティブな点は、このマシンは改善の余地が大きいということだ。チームはよくやってくれた。今日は特にピット作業が素晴らしかった。
シャルル・ピック 決勝=20位
いいレースができたと思う。ケータハム勢とのギャップを縮めることができたのはすごくよかった。それに今日はティモと同じペースで走れた。また一歩前進できたよ。マシンには間違いなくポテンシャルがあるから、この調子でプッシュしていかなければならない。
戦略に関して何かうまくやれることがあるんじゃないかな。ギャップを縮めることができたのだから、コース上でライバルの前に出るために何か他のことを試せると思う。僕にとって今回もいい週末だった。素晴らしい仕事をしてくれたチームと僕のクルーに感謝したい。来週末のバーレーンではまた一歩前進が見られるといいね。今シーズン初めて、知っているコースでレースできるんだ。