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[TOYOTA]2人による初舞台 : ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロック

2008年3月11日

 オーストラリアGPは新しいF1シーズンの始まりなだけではなく、パナソニック・トヨタ・レーシングにとって、新しい時代の幕開けである。ヤルノ・トゥルーリと新ドライバーのティモ・グロックという新しいドライバーラインアップは、心躍るだけでなくチームに新鮮で明るい空気をもたらしている。

 モータースポーツ界の頂点に参戦して7シーズン目を迎えるパナソニック・トヨタ・レーシングで、この若さと経験を兼ね備えた完全なコンビは既に実を結び始めている。ヤルノとティモは、TF108の性能を更にレベルアップさせるために連携して作業をし、その過程で強いチームメイト関係を築き上げていった。

 ティモは25歳と若いかもしれない。しかし、彼は、異なるカテゴリーにおいてしっかりとした経験を積んできた。そして、昨年のGP2シリーズのタイトルを見事な成績で獲得した上で、パナソニックトヨタレーシングに参加している。それにも関わらず、ティモは11シーズンをF1で過ごしてきた、最も速いドライバーのひとりであるヤルノの横で更に色々吸収した。

「彼は本当に経験豊富なんだ。そして、それは私にとっても良いことなんだ。」と、ティモは言う。
「チームに彼の様なドライバーがいることは、私にはとてもよい経験になるんだ。彼はこのチームに長く居るから、チームの事も詳しいし、セットアップの方法なんかも色々知っている。そして、それは私にとって、とても興味深い事なんだ。」

 ィモは、トップで競争するために必要な、優れた戦う才能を、自身のキャリアの中で示してきた。彼が2004年にF1で過ごした1シーズン以降を振り返ってみると、彼が戦ってきたあらゆるカテゴリーで光り輝くことができるくらいの恵まれた才能はさておき、決断ときつい作業の研究だったはずだ。


 しかし、その一方で、速くて経験豊富なレーサーが傍にいることは、ティモにとって手ごわい競争をもたらすだろう。そして、社長のジョン・ハウエットは、2人の密接な協力関係と同じくらい素晴らしい競争を期待している。

「ティモは、ヤルノが最も速いドライバーのひとりであると認めなければならないだろう」と、ジョンは言う。
「F1では、予選のグリッドからレースをはじめ最初の一周を終える事になる。つまり、彼が昨年のGP2でどれだけ優秀なドライバーであったかを証明するだけでなく、予選を最高のレベルで勝ち残っていかなければならないということだ」

 パナソニック・トヨタ・レーシングの、新しいドライバーラインアップによって作られた前向きなエネルギーは、冬季テストで明らかになっている。 ティモのテストと車の改良にかける熱意は、ヤルノの経験と熱心さと上手く組み合わさり、TF108が1月13日に走行開始以降、セットアップに著しい改善をもたらした。

 それ以来、両ドライバーは改良に重要な貢献を果たしてきた。その結果によるTF108の性能アップは、先月行われた最後のプレシーズンテストにおいて、TF108が見せた最速ラップや目覚しい長時間の走行ペースなどでも実証できる。

 これは、チームマネージャのリチャード・クレーガンにとっては、驚くべき事ではなかった。クレーガンは、若さと経験のコンビネーションが、チームとドライバーの発展のために一番良いと信じているからだ。

「若いドライバーを入れて、ヤルノの様な経験豊富なF1ドライバーと組み合わせたら、どちらにもいい方向に動くんだ」と、彼は言う。
「若いドライバーは、より経験のあるドライバーから色々な知識を吸収することが出来るからね。それは、実際の運転の経験、車の扱い方やチームとの関わり方、フィードバック等すべての観点から言えるね。」
「しかし、それと同時に、若いドライバーからベテランのドライバーに対しては、意気込みに溢れたとても良い変化が起こるろうね。なぜならば、それは新しくてエキサイティングな事だと分かっているからね。若いドライバーと経験豊富なドライバーの組み合わせは、どちらにも上手く作用すると思うし、それが現在、我々のメリットとして起きている事なんだよ。」




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