フォースインディアF1の08年のレースドライバーに、昨年までルノーに所属していたジャンカルロ・フィジケラが決定した。もうひとりのレースドライバーはすでにFIAのエントリーリストに名前があるエイドリアン・スーティル。サードドライバーにビタントニオ・リウッツィが入ることとなった。

　これまで多数のドライバーがテストを行ない、激しいシート争奪戦が伝えられていたフォースインディアのシートだが、これでスーティル、フィジケラのコンビとなることになった。10日、インドで行なわれているプレスカンファレンスで明らかにされたもので、オーナーのビジャイ・マリヤが08年レースドライバーとしてフィジケラ、スーティルを紹介した。

「今シーズン、フォースインディアで走ることがとても楽しみだ」とフィジケラ。
「ヘレスでのテストで、チームのプロフェッショナルな姿勢とポジティブな姿勢にはとても感銘を受けた。彼らがゴールに向かうのに僕の経験が助けになればと思う」

　また、オーナーのマリヤは「彼の経験と能力はチームの発展に大きく貢献してくれるだろう」と歓迎のコメントを残している。

　これでスーパーアグリF1をのぞく全チームからドライバーに関するアナウンスメントが発表されたことになる。