FIAは4日、2008年のF1世界選手権のエントリーリストを発表した。プロドライブのF1計画が中断したため、08年も11チーム22台のマシンがエントリーすることとなる。なお、現段階で未定となっているのはフォースインディアの1台のみだ。
今回発表されたエントリーリストを見ると、昨年劇的なタイトル獲得を果たしたキミ・ライコネンがカーナンバー1をつける。また、昨年一連のスパイ疑惑によりコンストラクターズランキングを剥奪されたマクラーレンは、07年のランキング最下位がつけるゼッケン22、23をつけることとなる。
日本勢では、ランキング4位だったウイリアムズからフル参戦を果たす中嶋一貴がゼッケン8。トヨタF1は07年同様の11、12をつける。07年は不振に苦しんだホンダF1は16、17。また、正式に来季のドライバーが発表されていなかったスーパーアグリF1は07年と同様の佐藤琢磨、アンソニー・デイビッドソンの名前がエントリーされている。ゼッケンは昨年、一昨年までの22、23から08年は18、19をつけることとなる。
今回のエントリーリストを参考にするならば、08年のシートは残りひとつ。フォースインディアのひとつのシートを争ってジャンカルロ・フィジケラ、ビタントニオ・リウッツィ、クリスチャン・クリエン、ロルダン・ロドリゲスらが争っていると言われている。
2008年FIA F1世界選手権エントリーリスト(1月5日)
◆スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
(フェラーリ)
No.1 キミ・ライコネン
No.2 フェリペ・マッサ
◆BMWザウバーF1チーム
(BMWザウバー)
No.3 ニック・ハイドフェルド
No.4 ロバート・クビカ
◆INGルノーF1チーム
(ルノー)
No.5 フェルナンド・アロンソ
No.6 ネルソン・ピケJr
◆AT&Tウイリアムズ
(ウイリアムズ・トヨタ)
No.7 ニコ・ロズベルグ
No.8 中嶋一貴
◆レッドブル・レーシング
(レッドブル・ルノー)
No.9 デイビッド・クルサード
No.10 マーク・ウエーバー
◆パナソニック・トヨタ・レーシング
(トヨタ)
No.11 ヤルノ・トゥルーリ
No.12 ティモ・グロック
◆スクーデリア・トロロッソ
(STR・フェラーリ)
No.14 セバスチャン・ブルデー
No.15 セバスチャン・ベッテル
◆ホンダレーシングF1チーム
(ホンダ)
No.16 ジェンソン・バトン
No.17 ルーベンス・バリチェロ
◆スーパーアグリF1チーム
(スーパーアグリ・ホンダ)
No.18 佐藤琢磨
No.19 アンソニー・デイビッドソン
◆フォースインディア・フォーミュラワン・チーム
(フォースインディア)
No.20 エイドリアン・スーティル
No.21 TBA
◆ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
(マクラーレン・メルセデス)
No.22 ルイス・ハミルトン
No.23 ヘイキ・コバライネン