ブリヂストンが、来月スペインで行われるF1ヘレステストで完全なスリックタイヤを準備することを明らかにした。

　F1世界選手権はスピードの減速、ならびにコーナーでの安全性向上のために、1998年から溝付きタイヤを採用し始めている。しかし、ブリヂストンは12月4日（火）から7日（金）まで4日間に渡ってヘレスで開かれるテストで3種類のスリックタイヤを準備する。2009年からスリックタイヤを採用すべきか否かを判断するためのテストが行われるためだ。

　ブリヂストンのスポークスパーソンは、英クラッシュネットのインタビューに答えて次のように語った。「ブリヂストンは各チームならびにテスト委員の要請に答え、3種類のスリックタイヤを供給する。各チームは2009年からの採用を睨んでデータ収集を行う考えだ。スリックタイヤでのテストはテスト委員会合意事項にはないもので、各チーム間での話し合いのもとに行われるものだ」

「ブリヂストンが2009年用のタイヤレンジについてコメントするのは時期尚早すぎるが、しかし、チームとFIAといろいろなアイディアについて話し合うことはいつでもできる」

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