ブラジルのカート大会に有名ドライバーが集結
2006年12月20日
2カ月前にインテルラゴスで勝利を飾ったフェリペ・マッサは、同じくブラジルで行われたスター勢揃いのカート大会でまたも勝利し、集まったファンを熱狂させた。
ブラジルの南に位置するフロリアノポリスで行われた“インターナショナル・チャレンジ・オブ・ザ・ゴーカート・チャンプス”に、豪華な顔ぶれが一同に会した。ホンダのエースであり、フェラーリの前ドライバーでもあるルーベンス・バリチェロ、ルノーのテストドライバーであるネルソン・ピケJr、トロロッソのビタントニオ・リウッツィ、スパイカーのティアゴ・モンテイロ、レッドブルのサードドライバーであるロバート・ドーンボス、元F1ドライバーのジャン・アレジやルチアーノ・ブルティ、リカルド・ゾンタ、アントニオ・ピッツォニア、タルソ・マルケス、エンリケ・ベルノルディ、そしてIRLチャンピオンのトップドライバーであるトニー・カナーンなどだ。
F1最終戦で優勝へと導いてくれた、あの緑と黄色のレーシングスーツを着たマッサは、週末行われたふたつのレースのうち、まずひとつ目のレース予選でポールポジションを奪取。2番手にはピッツォニアが約コンマ2秒の差で続き、ブラジル人ふたりがフロントロウを占めた。ピケJrと前マカオGPのウイナー、ルーカス・ディ・グラッシが2列目に、3列目にはブルティとベルノルディが続いた。トロロッソのテストから直行し、フリー走行に参加できなかったリウッツィは健闘し9番手に、バリチェロは古くからの友人でもあるカナーンのホイールに接触し、最後尾の22番グリッドからのスタートとなった。
「完璧なラップだった」とポールを獲得したマッサ。
「マシンは予選前のセッションですごく感触が良かったけれど、タイムはどれも似たようなもんだね。またポールを穫れて嬉しいけど、まだまだこれからが大変だ。すごくレベルが高いレースだし、このチャレンジはタフなものになるだろうね」
そうは言いながらも、第1レースではスタートからゴールまで他を寄せ付けない速さを見せつけてマッサが勝利。2位、3位には、同じくブラジル人のピケJrとARTグランプリ・チームと契約したGP2ドライバーのディ・グラッシが続いた。第2レースでは、GP2同様のリバースグリッドが採用され、マッサは後方からのスタートとなった。一時は16番手にまで落ちたものの、総合チャンピオンを獲得するために必要な順位まで挽回すると、ファンからの喝采を浴びた。
「ずっとネルソンを見ていたんだ」とマッサ。
「僕のマシンは週末を通して調子が良かったから、前を行くマシンを抜くことができた。2006年をいい形で終えることができたことが重要だね。F1でも来年はもっと勝ちたいし、できればワールドチャンピオンを争そうことができればと期待しているよ」
総合順位は、2位ピケJr、3位ディ・グラッシ。4位以下にはピッツォニア、ベルノルディ、カナーン、IRLのビットール・メイラ、そしてリウッツィが続いた。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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