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ブルデー、来季のF1転向を否定

2006年12月15日

 セバスチャン・ブルデーは、来季スクーデリア・トロロッソのシート獲得を目指すのでは、という説を否定した。彼の最優先事項が4年連続のチャンプカー・タイトル獲得であることに変わりはないという。

 ブルデーは、今週ヘレスでのトロロッソのテストに招かれた。チームボスのゲルハルト・ベルガーは、2007年に向けてシートが2つとも決定していないと認めているため、ブルデーも候補者のひとりと見なされている。最近になってF1進出は諦めていると述べたものの、ブルデーはニコラス・トッドと協力して2008年に向けて各チームの興味を引きつけたいと願っていることも明かした。ニコラス・トッドは、フェラーリのフェリペ・マッサのマネージメントを担当している人物だ。

「今回のテストはニコラスのおかげで実現した。僕は今後、彼と一緒に仕事をする」と彼はトッドのGP2006.comのウェブサイトで述べている。
「彼と協力できるのは嬉しいし、今回のテストがほんの始まりにすぎないことを望んでいるよ。これが、さらに素敵な素晴らしいことにつながっていけばいいと思う」

 過去3年間チャンプカーに君臨してきた27歳のブルデーは、今回、F3000でチャンピオンを獲得した時以来初めて、F1テストのオファーを受けた。当時は、F3000での成功により、ルノーとアロウズでテストのチャンスがあり、F1入りが実現するかに思われた。アロウズは彼を2003年のラインナップに入れようとしていたが、財政的な問題で頓挫した。

 しかしながら彼は、どのような形でもいいからF1の世界に入りたいというわけではないという。
「第一に強調しておかなくてはならないのは、僕は2007年にはニューマン/ハースでチャンプカーのタイトルを防衛する、ということだ」とブーデは主張した。
「その先については、僕がテストドライバーになることを望んでなどいないことは確かさ! 今回のテストは、状況を理解することを可能にしてくれるだろう。そして、これが何か具体的なこと、つまりレースでのドライブのきっかけになればいいと思う。F1のシングルシーターをドライブするのは本当に久々だけれど、この3日間のテストでベストを尽くすよ」




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