正式エントリーの発表が待たれるスーパーアグリのF1プロジェクトだが、そのドライバー、佐藤琢磨のチームメイトとして井出有治の名前が挙がっている。

　06年のF1のエントリーに関して受理が正式に認められたのかどうか、日本中がその同行を気にしているスーパーアグリ。第1ドライバーとしては佐藤琢磨が当確だが、そのチームメイトとして、 11月中旬頃には第2ドライバー候補として井出有治と山本左近の名が挙がっていた。アンソニー・デイビットソンも有力候補として名前を連ねていたが、オールジャパン体制ということでは、やはり日本人の候補も検討していたのだろう。

　そしてここに来て、井出が第2ドライバーとしてのポジションにグッと近づいたという声が聞こえてきた。しかしながら懸念材料はスーパーライセンスの発給だ。ライセンス取得にはF1マシンで規定の距離を走り込む必要があるが、これはアロウズを使うと伝えられているスーパーアグリのF1マシンがいつ走行可能になるかが鍵を握るだろう。
　今後、井出の動きが多いに気になるところだ。

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