ヘレスで3日間のテストを行ったウイリアムズのマーク・ウエーバーは16日、テストを振り返り、チームはたくさんの新しいコンポーネントの問題に取り組んでいるが、1年のこの時期としてはよくある問題だと語った。

「1年のこの時期のテストでは、マシンに新しいパーツがたくさん搭載されているので、色々な問題と格闘するのは普通のことだ」
「ソリューション面においては、スタッフがとてもいい仕事をしてくれている。個人的には、休暇なんていらないという思いさ。このままテストを続けたいという気分なので、1月のテスト、そして特に、新しいマシンを使う2月のテストを楽しみにしている」
　一方、ウイリアムズのテクニカルディレクター、サム・マイケルは、FW27Cには“問題”が多少あるものの、特に、新しいサプライヤーであるコスワースのエンジンとブリヂストンのタイヤについて学習が進むにつれて、着実に進歩していると述べた。
「この3週間、チームはスペインでハードワークに徹し、来季用の新しいエンジンやギヤボックス、電気系システムにおける主だった問題点を見つけるための有益なテストが行えた」
「今週のヘレスでのテストではマーク、ニコ（ロスベルグ）、ナレイン（カーティケヤン）がドライブしたが、彼らのおかげでマシンがブリヂストンタイヤやV8エンジンとともにどのような挙動を示すのか、理解できた。これで2005年のテストプログラムは終了し、新年にヘレスへ戻るまで、短い休暇となる。新パートナーのコスワースとブリヂストンとともに、2006年をスタートすることを楽しみにしている」

• -
  ツイート
• 0
  シェア