ペトロナス、BMWザウバーのタイトルスポンサーに
2005年11月25日
マレーシアの石油化学会社であるペトロナスが、2009年シーズンの終わりまで、BMWザウバーF1チームのタイトルスポンサーを務めることが発表された。
新しいチーム名にザウバーの名称を残し、チームの伝統を受け継いでいくことになったBMWは、初の“ワークス”BMW・F1マシンを、来年1月16日〜17日にバレンシアで公式に発表する。今回のペトロナスの契約により、ニューマシンは、引き続きあの青緑色のペトロナス・カラーで彩られることになりそうだ。
BMWザウバーとペトロナスは、24日(木)にクアラルンプールで4年契約にサインした。
BMWのモータースポーツ・ディレクター、マリオ・タイセンは次のように語った。
「私たちのF1プロジェクトで、このような強力なパートナーに恵まれたことを嬉しく思っている。私たちは、長年にわたるペトロナスとかつてのザウバーチームとの関係の上に、さらに新たなものを築いていこうとしている」
ペトロナスはもちろん、アジアのメジャーブランドであり、アジアはBMWにとって拡大の余地のある重要なマーケットだ。F1でのタイアップは間違いなく、サーキットを離れたところでも、両者に利益をもたらすことになるだろう。
ペトロナスのモータースポーツ責任者であるロスマン・ロスランは次のようにコメントした。
「10年以上にわたるザウバーとの関係を通じて、F1は、ペトロナスが強力なグローバルブランドを確立していくための力強い舞台となり、国際的にビジネスを拡大していくのを助けてくれた。ザウバーとの長期にわたる関係を、新しいBMWが運営するチームへと延長することにより、ペトロナスは、世界的に成功しているマニュファクチャラーであり、高級ブランドであるBMWと関係を持てることになって誇らしく思う。こうしてBMWと関係を結ぶことにより、私たちはさらにペトロナスを世界的に広めることができ、わが社のブランドが世界中で目にされて地位を獲得するように、促進していくことができるだろう」
新チームに顧問役として留まることになっている、元チームオーナーのペーター・ザウバーは、自分がF1参入へと導いた会社が新チームにも留まる決断をしたことを「個人的に嬉しく思う」と述べている。
「時がたつにつれて、ザウバーとペトロナスのパートナーシップは、元来のスポンサー関係をはるかに超えて、この年月の間に大変素晴らしいものとなってきている」とザウバーは語った。
チームは、まだセカンドドライバーが誰になるのかを発表しておらず、これまでのところ、契約が決まっているのはニック・ハイドフェルドだけだ。ジャック・ビルヌーブは、もう1年ザウバーとの契約が残っていると主張し続けているが、その一方で、IRLチャンピオンのダン・ウェルドンも候補として名が挙げられている。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 219 |
2位 | ランド・ノリス | 150 |
3位 | シャルル・ルクレール | 148 |
4位 | カルロス・サインツ | 116 |
5位 | セルジオ・ペレス | 111 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 87 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 81 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 70 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 330 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 270 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 237 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 151 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 8 |
8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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