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和田HRD社長「来年は優勝だけでなく、タイトルも狙いたい」

2005年11月24日

 和田康裕ホンダ・レーシング・ディベロップメント(HRD)社長は、2006年にBARホンダF1チームが何度か優勝することを願っているが、それだけでなく、究極の目的、つまりドライバーズならびにマニュファクチャラーズ・タイトルをめぐってルノーやマクラーレンなどと争えるポジションに立つことを望んでいると述べた。

 2004年、ホンダは、圧倒的な強さを誇ったフェラーリに次ぐ2位という素晴らしい成績を挙げたものの、2005年はわずか38ポイントでコンストラクターズ選手権6位と不本意な結果に終わった。ホンダは今シーズン途中に、BARチームの全株式を取得する旨発表している。
「ホンダは今年の第一目標に優勝を掲げていたが、残念ながらその目的を達成できなかった」と和田社長。
「来年は世界選手権制覇へのチャレンジをスタートさせ、できるだけ早く勝てるようにしたい。我々が2006年に推し進めて行きたいのは、このことだ」
 2005年については、次のように振り返った。
「昨シーズンは不本意な結果に終わってしまった。2005年の空力的なレギュレーションを克服するのに苦しみ、またミシュランタイヤの性能を最大限に引き出せなかったと言うべきだろう」
「エンジンについて言えば、シーズン序盤は初期トラブルをいくつか抱えていたものの、終盤には非常に力強く、信頼性の高いエンジンができ上がっていた。我々に勝利する実力があるのは疑いようのないことだが、あとはポテンシャルのある部分を全てまとめ上げ、改良に活かさなくてはならない。来シーズンは、新たなV8エンジンのレギュレーションで戦うことになる。チャレンジではあるが、同時にチャンスでもあるのだ。これが我々にとって絶好のチャンスとなることを願っている。またスタート直後から強さを発揮することが重要だ。チームはこれまでもシーズン中の改善という点では優れていたが、これからは良い形でスタートを切り、そこから積み上げていくことが重要なポイントとなる」


 チームを完全に取得するという点については、いくらかのメリットはあっても、大きな変動はないだろうと説明した。
「チームを所有すること自体は、最も重要な事柄ではない。本物の技術的なリソースと、本物のスキル、本物の精神力を身につけたスタッフが揃っていることの方がより大切であり、企業の所有権が最も大事なわけではない」
「株式について言えば、45%から100%になるよりも、0から45%取得した時の方が、私には大きな飛躍に感じられた。(日常的なチーム運営についても)大きな違いはない。すでに我々は勝利に向かって集中力を高めている。ただ、内部的な話ではあるが、日本国内の研究開発チームと、ここブラックレーの技術チームの協力関係が一層強まり、もっと多くのリソースが手に入るだろう。これも今回のチーム取得によって得られた主な利点のひとつだ」




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