最近ウイリアムズF1チームとレギュラードライバー契約を交わしたニコ・ロズベルグは、まだF1デビュー前であるにもかかわらず、F1チャンピオンのタイトルを獲得すべくチームをサポートすることで、父ケケの跡を継ぎたいと意気込んでいる。

　ケケ･ロズベルグが唯一のF1タイトルを獲得したのは、1982年、フランク・ウイリアムズのチームでドライブしている時だった。2005年GP2シリーズ・チャンピオンの息子ニコは、マーク・ウエーバーのチームメイトとして2006年シーズンを戦うことが決定したことで、父親と同じ立場に立つチャンスを手に入れたといえるだろう。
　弱冠20歳のニコは、現在はチームに溶け込むことに照準を合わせていると述べる一方で、長期的な目標はチャンピオン獲得であると言い切った。
　BBCスポーツに対し、ニコは次のように語った。
「F1にいることが最終目的ではあるけれど、僕の長期的な目標はチャンピオンになることがだ。まだ始まったばかりだけどね」
「今すぐに達成しようと考えているわけじゃないよ。まずは、チームに溶け込まなきゃならない」
「父を倒したいとは思っていないけど、それは世界チャンピオンになりたくないという意味じゃない。自分自身の力で世界チャンピオンになりたいんだ」

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