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フライ「ドライバーとの長期契約はチームにとってプラス」

2005年11月1日

 BARホンダのニック・フライCEOは、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロのふたりと長期契約を結んだことによって、期待外れに終わった2005年からの復活にかける同チームがしっかりと安定するものとみているようだ。

 フライは、チームの公式ウェブサイトのインタビューに答え、次のように語った。
「過去数年は、自分たちのNo.1ドライバーが翌年も残留するかどうかが分からないという問題に悩まされた。こういう時はいつも混乱が起きてしまう」
 2回の“バトン移籍騒動”を指しているのは明らかだ。
「我々は、この先数年間はルーベンスとジェンソンが我々と一緒にいるのが分かっており、現在は非常に前向きだよ」
「次に、タクマ・サトウはとても速いドライバーだったけれども、表彰台が常に狙えるわけではなかった。誰もが承知しているように、最大のライバルといえば、ほとんどが自分のチームメイトだ。私は、ジェンソンとルーベンスがナンバー1のステータスを賭けて、互いに激しくプッシュし合いながらより高みを目指すものと確信している。ルーベンスはまた、優勝回数9回の経験のみならず、優勝チームに6年間在籍していた経験もあり、期待が持てる」
 フライは、バリチェロを予定よりも早く解放するよう、フェラーリと交渉をまとめたいと考えているが、その願いも空しく、バリチェロが来年1月1日までチームに合流することはなさそうだ。しかしバリチェロは自由の身になり次第、テストに駆り出されることになるだろう。またBARは、いまだにテストドライバーを決定していないものの、来季の19戦全てで3台目のマシンを走らせることができる。
「実際、サードカーから得られるメリットというのは、かなり大きい」と、フライ自身も認めている。
「2004年はサードカーがあり、2005年にはなかったわけだが、金曜日のセットアップ作業とタイヤ選定の面で、その2年の違いは相当なものだった。再びサードカーが準備できるのは望ましく、大いに助かるだろうね」


 今年のBAR陣営を取り巻いたビッグニュースといえば、エンジン・パートナーであるホンダがチーム株を100%取得するという正式発表であり、2006年は実質、BARではなくなるという事実だ。とはいえフライによれば、チームの名称変更はさておき、英ブラックレーにあるチーム体制はほとんど変わらないという。
「2006年はラッキー・ストライクとブリティッシュ・アメリカン・タバコが主要スポンサーであることは変わらず、他のスポンサーについても、ほとんどがそのままだ」とフライ。
「そういったことから、マシンの外観とチーム自体はほとんど変化しないだろう。もちろん、タバコ企業のスポンサーシップが終了する2007年には、より明らかな違いが出るだろうがね」
「だが、ホンダが買収したことによって、チームの長期的な見通しが大幅に開けてくるだろう。株式の全てを所有する大企業が味方につくことになり、ホンダが技術面やその他のリソースの点でチームの後方支援に回り、関係者の誰にとっても利益となる。エンジン供給だけのマニュファクチャラーは、彼らが望めば、契約が終わった時点で手を引くことができる。自動車メーカーがチームオーナーになるということは、彼らがより長期的な視野に立っている証拠だ」
「そのおかげで全員が堅実性を感じ、また、ひとりひとりが本格的にホンダ・ファミリーの一員であると思えるのだ」




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