来季の予選ノックアウト方式、タイヤ交換復活が正式に承認
2005年10月27日
FIA世界モータースポーツ評議会は、2006年、予選を“ノックアウト”方式に変更し、タイヤ交換を復活させることを承認した。
26日、FIA世界モータースポーツ評議会がローマにて行われ、タイヤおよび予選フォーマットについての2006年レギュレーションの承認を行った。
これにより、来季はレース中のタイヤ交換が許可されることとなった。ただし、各ドライバーが1グランプリにおいて使用できるドライタイヤは7セットに制限される。予選とレースで使うタイヤは同じスペックでなければならない。
予選はすでに概要が伝えられている“ノックアウト”方式が採用された。予選は土曜に1時間行われる。セッションは3パートに分けられ、複数のドライバーが同時に走行してタイムアタックを行う。周回数に制限はない。
ドライバーが20人の場合、予選は以下のような手順で行われる。最初の15分で下位5人のドライバーのグリッドを決定(16〜20位)。この時点で残りの15名のタイムはリセットされる。
5分のインターバルの後、15分のセッションが行われ、下位5名のグリッドが決定(11〜15位)。残りのドライバーのタイムはリセットされる。再び5分のインターバルの後、20分のセッションが行われ、10人のドライバーがトップ10のグリッドを争う。
マシンには、予選でコースインした時からレーススタート時まで、手を加えられなくなるが、給油とタイヤ交換は許される。
予選開始から40分は給油が可能。最初のふたつのセッションでドロップアウトしたマシンは、決勝に向けピットレーンがオープンするまでの間、いつでも給油することができる。最後の20分のセッションに走行するマシンは、レーススタート時の燃料でセッションをスタートしなければならず、レーススタート前に、最後のセッション開始時の燃料搭載量と同量まで再給油できる。
もし22台のエントリーがあった場合は、最初のふたつのセッションで6台ずつドロップアウトし、最後の20分のセッションには10台が参加する。24台のエントリーの場合は、最初のふたつのセッションで6台ずつドロップアウトし、最後のセッションでは12台が走行する。
FIA世界モータースポーツ評議会は、2008年に向けたレギュレーションパッケージの承認も行った。この中にはCDG(センターライン・ダウンウォッシュ・ジェネレーティング)ウイング、ワイドなホイール、スリックタイヤの採用、タイヤサプライヤーを1社にしぼるといった事柄も含まれている。もしF1テクニカル・ワーキング・グループの80パーセントの承認を、2005年12月末までに得られれば、このパッケージは2007年に採用される。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |