[Honda]バトン7位入賞、佐藤は10位完走
2005年9月26日
ブラジルGP決勝レースで、B・A・R Hondaのジェンソン・バトンは7位入賞。佐藤琢磨は10位完走だった。
午後2時、決勝開始時点の天候は曇り。上空には黒雲が立ち込め、今にも雨が降り出しそうだった。スタート直後の1コーナーで、ウィリアムズとレッドブルのマシンの接触事故があり、いきなりセイフティーカー導入となった。グリッド最後尾からのスタートだった佐藤は、この混乱をうまく切り抜け、11番手にジャンプアップ。バトンは2つ順位を落として6番手となった。
20周目を過ぎ、多くのマシンが1回目の給油へとピットに向かった。1回ストップ作戦を選択した佐藤は、その間に6番手に上がる。26周目に最初のピットインを終えたバトンは、そのすぐ後ろにつけていた。レース折り返し点の36周目を過ぎ、ピットに入っていないのは佐藤だけとなり、その次の周にピットイン。J・トゥルーリ(トヨタ)の前、10番手でコースに復帰することに成功した。
バトンは後半55周目に2度目のピット作業を終え、その後は7番手で周回。リアタイヤに問題を抱えてペースを上げることができず、そのまま7位でチェッカーを受け、チームに2ポイントをもたらした。佐藤はレース後半、サスペンションにトラブルが発生し、入賞圏内まで追い上げることができなかったが、レースの最後までポジションを維持し、10位でフィニッシュした。優勝は、JP・モントーヤ(マクラーレン)。F・アロンソ(ルノー)は3位入賞を果たし、ドライバーズタイトルを獲得。史上最年少(24歳)の世界チャンピオンが誕生した。
■ジェンソン・バトン 7位
「今日は僕たちにとって難しいレースだった。スタート直後からリアタイヤのグレーニングに苦しみ、ペースを上げられなかった。僕たちはハードタイヤを選択していたし、グレーニングのことを予測していなかった。それに、それが僕たちのタイヤ選択の理由でもあった訳だからね。特に、高速コーナーと直線の最後のセッションはオーバーステアで厳しかった。だから素晴らしい日にはならなかったけれど、いくつかのポイントと、鈴鹿に向けてまずまずの出走ポジションを獲得できた。新たな世界チャンピオンになったフェルナンド・アロンソには、おめでとうと言いたい。彼は今季、素晴らしい仕事をしてきたと思うよ」
■佐藤琢磨 10位
「今日は少し湿ったコンディションの中で始まったけれど、たくさんの燃料を積んでいたこともあって、マシンがとても重かった。マシンのセットアップも、ローダウンフォースにしていたので、最初の数周の間、タイヤを温めることが難しかった。グリップが低く、ドライブが難しく、多少スライディングさせてしまった。路面が乾き始め、マシンも軽くなると、ペースを上げることができ、僕たちの戦略の目標だったポジションに上げることができました。その後、リアサスペンションにメカニカルプログラムが起きてしまい、マシンが跳ねてしまい、スタビリティーを失ってしまいました。でも、マシンを壊さなくて済み、良かったと思います。今は僕のホームレースである鈴鹿を楽しみにしています」
関連ニュース
![](https://ad8.f1sokuho.net/iconv/fsoku/is/img/banner/f1sokuho_teiki_1912.jpg)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
![](img/common/cont_right/link_button.png)
![](img/common/cont_right/link_button.png)