[Honda]バトン2列目グリッドを獲得。佐藤はレース戦略から予選アタックせず
2005年9月25日
ブラジルGP2日目の予選で、B・A・R Hondaのジェンソン・バトンは4番手タイムを出し、明日のレースを2列目から出走する。佐藤琢磨はレース戦略からアタックを行わず、19番手。決勝レースはグリッド最後尾からのスタートとなる。
前日に続いて、ブラジルGPとしては比較的涼しい天候。午前中のフリー走行は、気温25℃前後で推移した。午前9時からの3回目フリー走行セッションは、まだ路面グリップが低いのか、各車の周回数はさほど多くない。そして本格的な走行が始まった2回目セッション、バトンは今シーズンのタイトルを争うK・ライコネン(マクラーレン)、F・アロンソ(ルノー)に次ぐ3番手のタイムを出した。一方の佐藤はギアボックスにトラブルが発生したこともあり、17番手タイムにとどまった。
予選開始時点の午後1時には、気温29℃、路面温度は38℃まで上昇した。2番手で出走の佐藤は、不利な予選序盤出走に加え、前レースで10番降格のペナルティを受けていたことから、予選前にエンジンを交換。さらに燃料消費とエンジンマイレージを抑えるためにアタックを行わず、インスタレーションラップを終えるとそのままピットレーンに入り、19番手。決勝レースはグリッド最後尾からのスタートとなる。
予選最終組の3番手から出走したバトンは、ミス無くラップをまとめ、午前中の自己ベストにはコンマ6秒及ばなかったものの4番手タイムを記録し、明日のレースを2列目から出走する。ポールポジションは、F・アロンソ(ルノー)だった。
■ジェンソン・バトン
「もう少し上のポジションを期待していたんだけれど、今日の4番手というポジションには満足だよ。低速コーナーでのマシンの挙動は良かったけれど、高速コーナーでは少しオーバーステアで、そのため左コーナーのターン11でスロットルを戻さねばならず、わずかにタイムをロスした。途中までモントーヤからコンマ2秒遅れだったけれど、突風のおかげでストレートでタイムを落としてしまった。僕らの戦略を考えると2列目グリッドは悪くないし、明日はどんなレースになるのか興味深いね。このグリッドからなら、良い結果を狙って行けると思うよ」
■佐藤琢磨
「今日もまた厳しい1日でした。昨日からの勢いを今日のフリー走行に持ち越したかったのですが、両方のセッションでトラブルが出てしまい、少ししか走れませんでした。その結果、新品タイヤでの走行ができなかったので、残念ながら新品タイヤを履いた時の状況を確かめることができませんでした。予選では明日のレースでのチャンスを広げるために、インスタレーションラップだけを走ることにしました。いずれにしてもグリッド最後尾からのスタートが決まっていましたから、その点を考慮に入れて戦略を組み立てました。僕たちには強いパッケージがあると思いますし、いつも通り良い結果を目指して全力で戦います」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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