ライコネン痛恨のアタックミスでアロンソにポールを許す
2005年9月25日
F1ブラジルGPの予選はルノーのフェルナンド・アロンソが1分11秒988でポールポジションとなった。アロンソとタイトルを争うマクラーレンのキミ・ライコネンはアタック中にミスを喫し5番手タイムで、苦しい状況で決勝をスタートする。
気温28℃、路面温度38℃のコンディションの下、ジャンカルロ・フィジケラが第1走者として始まったブラジルGPの予選。まずは1分12秒558をマークした。続く佐藤琢磨は予選前のフリー走行後にエンジン交換を行い、インスタレーションラップのみでピットに戻りノータイムとなった。ベルギーGPでもペナルティーと、このエンジン交換によりあわせて20グリッドの降格となるため、アタックはせず、翌日のレースに備えるという戦略だ。
ミハエル・シューマッハーはフィジケラのタイムを破ることができず、デイビット・クルサードもフィジケラから1.3秒落ちの1分13秒844でアタックを終えた。第1グループ最終走者のヤルノ・トゥルーリがタイム更新をするかに期待が集まったが、トゥルーリも13秒台で暫定3番手タイム。さらに予選前にエンジン交換を行ったことで、最終順位に10グリッド降格のペナルティーが科されることになる。
第2グループ2人目のアタックとなるファン-パブロ・モントーヤは区間ベストを更新しながらの走りで1分12秒145をマークしてトップ。続くロバート・ドーンボスはターン12でスピンしてアタック失敗、クリスチャン・アルバース、ナレイン・カーティケヤンは“定位置”となる後方のタイムでアタックを終える。
予選アタックも後半グループに入るが、なかなかトップタイムを更新するものが現れない。クリスチャン・クリエンは3番手となる1分12秒889でM.シューマッハーの前に出るが、第3グループ4番目のラルフ・シューマッハーは13秒285、ジャック・ビルヌーブも中団のタイム止まり。
ラスト5人となり、その最初のルーベンス・バリチェロはセクター1で好走を見せていたが、セクター2に入りブレーキロックでミス、マーク・ウエーバーもタイムが出ない。ジェンソン・バトンはいい走りを見せ1分12秒696でフィジケラに次ぐ3番手タイム。
そしてここブラジルでタイトルを決めたいフェルナンド・アロンソがモントーヤのタイムを0.15秒破る1分11秒988でトップに立つ。そして最終走者は、ここで頑張らないとアロンソにタイトル獲得を許してしまうキミ・ライコネン。しかし、セクター1のS字でタイヤスモークをもくもくと出すほどのロックで12秒781と5番手に沈んでしまい万事休す。翌日の決勝はアロンソのチームメイト、フィジケラを前にレースをスタートすることとなってしまった。
予選トップ3はアロンソ、モントーヤ、フィジケラ。これにバトンが続く。トヨタのトゥルーリは8番手タイムだが、前述の通り、エンジン交換で18番手からのスタート。ラルフ・シューマッハーは10番手スタート、佐藤琢磨は最後尾から25日現地時間14時にスタートする決勝を迎える。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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