ハンガリーGP3回目となるフリー走行はマクラーレンのキミ・ライコネンがトップタイム。2番手、3番手はミハエル・シューマッハー(フェラーリ)、ファン-パブロ・モントーヤ(マクラーレン)という順。BARホンダの佐藤琢磨は14番手、チームメイトのジェンソン・バトンは11番手。トヨタ勢はラルフ・シューマッハーが4番手、ヤルノ・トゥルーリは6番手となった。
土曜午前9時(現地時間)からハンガリーGPフリー走行3回は始まった。天候は晴れ、気温29度、路面温度29度、湿度56%というコンディション。
セッション序盤はマクラーレン、ミナルディ、ジョーダン勢の計6台が1周のみのインスタレーションラップを行うといったいつもと同じ土曜午前の光景が展開された。
セッション中盤に入っても各車ピットに入ったままでコースに姿は現さず。開始23分になってクリスチャン・アルバースがフルラップを走り1分27秒747のタイムをマークしていった。その後フルラップ走行したのはフェルナンド・アロンソ、ラルフ・シューマッハー、ティアゴ・モンテイロ、ジャック・ブルヌーブの4台で、アロンソが1分24秒022でトップに立った。
セッション終了15分前あたりになって、ようやく各マシンコースへ。ジャンカルロ・フィジケラ、佐藤琢磨、ミハエル・シューマッハー、ヤルノ・トゥルーリといったドライバーらもフルラップ走行を重ね、ミハエル・シューマッハーがいきなりの1分23秒142でトップタイムをマークした。その後金曜日のセッションでも好調ぶりを見せたトヨタの2台が速さをアピール。ラルフ・シューマッハーが1分23秒512で2番手、それにヤルノ・トゥルーリが0.423秒遅いタイムで3番手につけこの3台のみが23秒台をマークしていった。
しかしセッション終了5分前あたりになってトップタイムは次々と入れ替わる。まずはアロンソが1分23秒087でミハエル・シューマッハーのタイムを更新すると、立て続けにマクラーレンの2人モントーヤとライコネンがトップタイムを更新し、最後はライコネンが1分21秒686をマーク。フリー走行3回目は終了した。以下、ミハエル・シューマッハー、モントーヤ、ラルフ・シューマッハー、アロンソというトップ5だった。