[TOYOTA]僅差のグリッド争い、トゥルーリが9番手、ラルフは12番手
2005年7月24日
F1世界選手権第12戦ドイツGPの公式練習3回目と4回目に続き、公式予選が行われた。例年酷暑で迎えるホッケンハイムは、今日も青空こそ覗いたものの、前日に引き続き、気温19度、路面温度23度、湿度59%と肌寒いコンディションで、午前9時から公式練習3回目が開始された。路面状況の改善を待ち、終盤にコースインしたヤルノ・トゥルーリは7周して8番手タイム。ラルフ・シューマッハーは8周のみの走行で18番手となった。30分のインターバルを挟んで午前10時15分に開始された公式練習4回目は、やや路面温度も上昇する中で、ヤルノ・トゥルーリが10番手、ラルフ・シューマッハーが12番手と2台共にタイムアップを果たし、予選へと臨んだ。午後1時にスタートした公式予選は、気温21度、路面温度31度の下、前戦イギリスGP決勝結果の逆順で、決勝レースのグリッドを決定するタイムアタックが行われた。12番目に出走したヤルノ・トゥルーリは9番手、続いて13番目に出走したラルフ・シューマッハーは12番手となった。公式予選は、僅差でタイムの拮抗した結果となったが、パナソニック・トヨタ・レーシングの2台は、レース戦略を見据えた予選に続き、明日の決勝レースへと挑むことになった。決勝レースは、明日午後2時(日本時間午後9時)に67周のスタートが切られる。
ヤルノ・トゥルーリ
「ブレーキに少し問題を抱え、満足の行くタイムアタックとは言えなかった。しかし、今週これまでペースを上げるために努力してきた結果であり、納得できるものだ。決勝レースでどのように戦っていくかについて語るのは難しいが、ライバルの何台かは我々と異なるレース戦略を採ると思われる。過去2レースはベストとは言えない結果だっただけに、明日の決勝レースではその流れを変え、ポイントを獲得するべく、全力で頑張る」
ラルフ・シューマッハー
「納得行く予選アタックだった。“TF105”はバランスも良く、ミスも犯すことなく走り切ることが出来た。第1セクターでコンマ1秒は削ることが出来たと思うが、それ以外の問題は無かった。非常に接近したタイムでのグリッド争いとなったが、明日の決勝へ向けた、我々のタイヤ選択が間違っていないことを期待している。確かにこのグリッドからの決勝レースは厳しいものになると思うが、レースコンディションでは我々のパッケージが上手く働いてくれるはずだ。我々は、再びポイントを獲得すべくベストを尽くす」
マイク・ガスコイン
シャシー担当 テクニカル・ディレクター
「予選結果には、いささか失望している。ヤルノ・トゥルーリ、ラルフ・シューマッハー共に、納得の行く予選タイムアタックだったが、コンマ1秒か2秒差が予選結果で大きな差となってしまった。ただ、我々は、最善のレース戦略を見据えており、我々の前のライバル達を捉えることを確信している。僅差の決勝グリッドを見ても、我々のレース戦略を駆使すれば、ポイント圏内で戦えるものと思う」
高橋敬三
技術コーディネーション担当ディレクター
「決勝グリッドこそ上位を譲ったものの、その差は僅差であり、我々のレース戦略やセットアップを考慮すれば、明日の決勝レースでは、十分にダブル入賞が狙えるポジションだ。天候の崩れも予想されているが、両ドライバー共に明日の決勝レースを全力で戦ってくれることを確信している」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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