イギリスGPプレビュー:ザウバー
2005年7月7日
ザウバーのドライバー、フェリペ・マッサはシルバーストンを‘愛して’いる。彼にとってここは現代の偉大なF1サーキットの代表格であるスパや鈴鹿と肩を並べる存在なのだという。
イギリスGPを今週末に控えて、マッサはこのコースでいい成績を挙げたければ、いいセットアップとハンドリングバランスが必要不可欠だと付け加えた。
「僕はシルバーストンと、このコースがもたらすチャレンジを愛している。僕にとってここはドライバーズサーキットであり、スパや鈴鹿にも匹敵する。いくつかの超高速セクションがあって、特にコースの前半部分はすごくいいよ。そこはラップタイムに大きく影響するきわめて重要なセクションでもある。あそこでアンダーステアが強すぎると最低なことになるかもしれない。フロントタイヤにひどいグレイニングが起きて、その周の終わりまでもたずにタイヤがダメになってしまうんだ。だけどあまり急激にクルマの向きが変わるようなセッティング、つまりオーバーステアも望ましくない」
「つまり、いいセットアップとハンドリングバランスが本当に重要なんだ。ストウとクラブもいいコーナーだが、ここでもやはりアンダーステアは“悪い知らせ”だね」
「僕はいつでもシルバーストンではいい成績を挙げているような気がする。僕らは6月の終わりにヘレスでとても有意義なテストをしてきた。その後で投入した新しいパーツが役に立って、この週末も例年の好成績を維持できるといいね」
一方、チームメイトのジャック・ビルヌーブは、この週末シルバーストンで彼らがどんなパフォーマンスを発揮できるか、まったく予想がつかないという。他の大部分のチームとは異なり、彼らは今年このサーキットでは一度もテストをしていないからだ。
「シルバーストンは僕らがいつもレースをしている他のコースとはかなり違っている。全体としてかなり高速だが、ストレートでスピードが出るというよりもコーナーの通過速度が高いんだ。だからコンパウンドが硬めのタイヤを使わざるをえない」
「天気もまるで予想がつかない。寒いかもしれないし、暑いかもしれないし、雨が降るかもしれない。とにかく天気だけは分からないとしか言いようがないんだ」
「他の大部分のチームとは違って、僕らは今年シルバーストンでテストをしなかったから、正しいセットアップを見つけるのは難しいかもしれない。全体としてどんなパフォーマンスが期待できるのか、あるいはシルバーストンが僕らのクルマに合っているのかどうかも今の時点ではまるで分からないよ。だけど、時にはうれしい誤算ってこともあるからね」
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |