ジョーダン・グランプリにとって今週末のアメリカGPは再び実力が試されるレースとなり、とりわけルーキーのティアゴ・モンテイロとナレイン・カーティケヤンの二人は、インディアナポリスのサーキットで過去に一度も走行経験がないことからチャレンジングな週末となる。
　同サーキットでの経験はないものの、両ドライバーともアメリカ行きを心待ちにし、また世界的に有名なブリックヤードの雰囲気を味わいたいようだ。
「ドライブしたことはないけどインディアナポリスは楽しみ。レースの歴史を背負った伝説の地だからね」とカーティケヤン。
「ブリックヤードでレースをするなんてすばらしい体験だ。オーバルの一部を走ることになるが、そこでのトップスピードは時速350とか345km/hに達するんだ。1コーナーは用心が必要だし、インフィールドセクションも難しそうだ。いい経験になると思うし、本当にレースが待ちきれない」
　一方のモンテイロもまた楽しみな様子だ。
「モータースポーツの世界でインディアナポリスはとても特別な場所」とモンテイロ。「あそこには何人か友人がいて、僕が元いたチャンプカーチームの拠点がインディアナポリスなのでエンジニア達もいる。2〜3日の間にまたみんなに会えるのがとても楽しみだ。もちろんトレーニングもするよ」
「TVで見たところではトラックはかなり要求が高く面白そうだ。オーバルもとてもエキサイティングだし観客もたくさん集まるだろう。きっとすばらしいショーになるよ」

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