ジョーダン・グランプリは先週、南仏ポール・リカールでテストを行い、レギュラードライバーのナレイン・カーティケイヤンとティアゴ・モンテイロが1、000km以上を走るなど‘重要な前進’ができたという。
モンテイロは、車の新しいパーツが助けになってくれるはずだと語る。
「ポール・リカールでのテストは大成功だったし、面白かったよ」とモンテイロ。「ブリヂストンとタイヤ構造の作業をして、正しい方向に乗れたと思う。このテストで走ったブリヂストンユーザーは僕らだけだったから、適切な意見を出すのが難しかった」
「また、イモラだけでなくそれ以降のレースに向けての新たなパーツのテストもした。間違いなくいいテストになったし、これからずっとハードにプッシュしていくためのいい刺激になった」
「イモラは今の僕らのようなマシンには簡単なサーキットではないが、全般に僕としては好きなタイプのトラックだ。縁石に乗るとバンピーだしとても危ない。週末を通しての信頼性がここでもまたとても重要になるし、シーズン初めからの頑張りを継続していいリザルトにつなげたい」
一方のカーティケイヤンにとってイモラは初めてになることから、短時間で多くのことを学んでいかなければならない。
「先週のポール・リカールのテストはとてもうまくいった。サンマリノだけでなくその後のヨーロッパ戦のことも考えて適切なブリヂストンタイヤを見つけるためたくさんの作業をした。いくつか新しいパーツも試したし、間違いなく前進できたと思う」」
「僕もずいぶん走り込んで体調はばっちりだ。ジョーダンのドライバーの中でイモラを走ったことがないのは僕だけで、予想がつかない部分もある。いいタイムを出すには縁石を多用する必要がありそうだが、どうやらちょっと難しそうだね。でもそうはいってもマレーシアだって難しかったし、それでもそこでうまく走れたのだから、チャレンジへの心構えはできているし、とにかくベストを尽くすよ」