新ルールでのタイヤ戦争初戦はミシュランが制す
2005年3月8日
今シーズンからタイヤに関する新レギュレーションが導入され、ミシュランとブリヂストンがどのようなタイヤを開発してくるか見物であったが、開幕戦ではミシュランがまずは勝利を収める結果となった。
今年からレース中のタイヤ交換が禁じられ、これまでのようにピットクルーがエアガンでタイヤを急いで交換する光景は見られなくなった。各マシンは周回を重ねるうちにパフォーマンスレベルが落ちていくものと予想されていたが、開幕戦ではそのようなこともなかった。
ミシュランタイヤを履いたジャンカルロ・フィジケラのマシンはスタートからゴールまで、終始安定した走りを見せていた。ルノーのパット・シモンズは、ドライバーもタイヤも素晴らしい出来だったと述べている。
「レース前、今回のルール改定でドライバーはこれまでとは異なる技術を駆使する必要が出てくると述べていたが、ルノーのドライバーは2人とも、必要とされていることをすぐに実行してくれて嬉しかった。ミシュランにもお礼を言わなければならない。今日のレースでは最高のタイヤを供給してくれた」
現在、大多数のチームがミシュランユーザーとなっている中、フェラーリを中心に開発作業を進めてきたブリヂストンは、ルール改定後の初戦という大事なレースを落としてしまった。
フェラーリの“頭脳”ロス・ブラウンは、敗因はブリヂストンタイヤではなく、アグレッシブなタイヤ選択をしなかったためだと述べた。
「戦略的にはとても素晴らしく、タイヤもとても良かった。スターティンググリッドの位置からすれば、今回の結果は大満足だ。私たちが改良型の旧型車を使っていることを忘れないでほしい。新車の投入を今から楽しみにしているが、それはともかく、開幕戦ではブリヂストンタイヤの調子がとてもよく、励みになった。タイヤの出来が素晴らしいものだったので、もう少しアグレッシブなタイヤ選択をしておけばよかったと思う」
一方、ルノーのパット・シモンズは、開幕戦で使用したタイヤについてブラウン以上に声高らかに賞賛した。
「新ルールのためにタイヤに関して色々な難問が持ち上がっていたが、今日のミシュランタイヤは最高だった。とても素晴らしい出来で、一貫性もあった。磨耗率もきっちりコントロールされており、マシンバランスはスタートからフィニッシュまでほとんど変わらなかった。ミシュランは新ルールによって浮上した極めて難しい問題をプロの技術で克服してくれた。ミシュランに対して感謝している」
次回のミシュランvsブリヂストンのタイヤ戦争は、3月20日のマレーシアGPで繰り広げられる。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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